スピット・バイトとは? わかりやすく解説

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スピット・バイト

読み】:スピット バイト
【英】:SPIT BITE

銅版画技法アクアチント付随した技法で、水彩画のような色彩階調を出すために使われてきた。硝酸などの酸を直接、版となる金属の上用いて腐食させる技法。酸が金属腐食するときに生まれガスの泡を払いのけながら作業を行う。これによって、明るいライト・グレーの階調まだらな調子つくりだすこの方法を広く「オープン・バイト」と呼ぶ。そのなかで、「スピット・バイト」とは、直接、よく磨かれ金属の上描いたり、松脂の粉をまいて、その上から描いたりする技法をさす。この技法は、スピット(唾)をとばしたような調子できることからスピット・バイトと呼ばれている。筆を用いた技法をさして、「ブラシ・バイト」とも言う。



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