スニ41形
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1969年(昭和44年)に13両 (スニ41 1 - スニ41 9, スニ41 2010 - スニ41 2013) が新潟鐵工所で製作された。 スニ40形に一般小荷物室・車掌室・緩急設備を付加した形式で、設備付加のため全長はスニ40形より 1,700 mm 延長された 18,400 mm 、自重は 26.4 t である。積載能力は B 形パレット18個(荷重 13 t)+一般荷室 2 t である。パレット荷室部には総開き式の側扉を片側3枚設け、一般荷室のある車端部には 900 mm 幅の片開き式荷物扉と 690 mm 幅の乗務員室扉 および 側窓を設ける。パレット荷室側の妻面はスニ40形と同一のプレス加工鋼板であるが、一般荷室/車掌室側の妻面はプレス加工のない平板で、中央上部に後方監視窓を設け、一部の車両では中央下部に「くぐり戸」を設置する改造がなされた。外部塗色は、パレット荷室部の総開き扉がクリアーラッカー仕上げの金属地肌(銀白色)で、他の部位は青15号(濃青色)である。 一般荷室部には貴重品室・車掌室・便所を併設する。車掌弁・手ブレーキなどの緩急設備を備え、前後の妻面には左右1灯ずつの標識灯を設ける。灯火類等の電源として、車軸発電機と鉛蓄電池を搭載する。スニ40形と異なり、暖房は引き通すのみではなく乗務員室内に供給される。 蒸気暖房のみ設置の スニ41 1 - スニ41 9 は1978年(昭和53年)までに順次電気暖房併設改造を行い、車両番号を スニ41 2001 - スニ41 2009 に変更している。
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