スクロールするプラットフォームゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 13:47 UTC 版)
「横スクロール (コンピュータゲーム)」の記事における「スクロールするプラットフォームゲーム」の解説
最初のスクロール式プラットフォームゲームは、1981年発売のシューティングゲーム『ジャンプバグ』であった。プレイヤーは、飛び跳ねる車を操作して、建物や雲、丘などの様々なプラットフォームをジャンプして進む。それは、水平・垂直の両方にスクロールするジャンプが特徴であった。 1984 年、『パックランド』はスクロールプラットフォームゲームをさらに一歩進め、単なるハードルジャンプのゲーム以上のものになることを目指した。これは成功しただけのタイトルではなかった。それは『ワンダーボーイ』や『スーパーマリオブラザーズ』のような後のスクロールプラットフォームゲームに近いものであった。 それはまた、複数レイヤーのラスタースクロールが特色であった。同年には『影の伝説』が発売され、全方向に伸びる高さを提供した。セガは初のマスコットキャラクターが登場する水平スクロールの単純なプラットフォームゲーム『フリッキー』を発売した。ナムコはパックランドに続き、翌年にはファンタジーをテーマにしたドラゴンバスターを発売した。 1985年に発売されたファミリーコンピュータ向けプラットフォームゲーム、『スーパーマリオブラザーズ』は、後に続く多くのスクロールプラットフォームゲームの原型となった。1999年のギネス世界記録によると、このタイトルは4000万本以上の売り上げを記録した。その成功は、8ビットコンソール世代にこのジャンルを普及させることに大きく貢献した。セガはこの成功を『アレックスキッド』シリーズやワンダーボーイシリーズで再現しようとした。このうち、ワンダーボーイシリーズは、アドベンチャーゲームとロールプレイングゲームの要素を伝統的なプラットフォームゲームと組み合わせたことでも知られている。
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