シルバー・カスケイド(Silver Cascade)
ヘリックス種(Helix) アメリカの生産者のカタログに unknown origin と書いてあった。 その説明だけではどのようなものか推測出来なかったが試しに注文のリストに加えた。 届いたのはひよわな白斑の小葉で間もなく枯れてしまった。 そう思ったが5センチほどの株が1本生き残りそれがとても綺麗に見えた。 それを宝物のように大切に育て、少しずつ増やしていった。 2年ほどかけて増やしていくうちに日本の環境に慣れてきたようで、挿し木が容易になった。 写真ではわかりにくいがこのミニチュア型のアイビーは品の良い美しさに加えて、何としても大切に育てたいと思わせる魅力がある。 おそらく発見者も同じ思いでこれを育て上げたのだろう。 味気ないカタログの記述をたよりに買ってみると、時にこのような掘り出し物に出会う。 これは単独の小鉢植がよい。枝分かれして茂るため夏前の枝の切りすかしは欠かせない。 風通しを良くして蒸れを防ぐ必要がある。 同名のカスケイドとの繋がりはなく類似品もない。 |
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