ショットガン法

デジタル大辞泉

ショットガン‐ほう〔‐ハフ〕【ショットガン法】

読み方：しょっとがんほう

《shotgun type cloningから》染色体DNA全体から得た断片すべてをベクターにつないでクローン化し、その中から目的の遺伝子を探す方法。

生物学用語辞典

ショットガンシークエンス法

同義/類義語：ショットガンシーケンス, ショットガン配列決定, ショットガン法
英訳・(英)同義/類義語：shotgun sequence method, shotgun sequencing

全ゲノムDNAを物理的剪断力などを利用して無作為に短いDNA鎖に切断して作成したライブラリ（ショットガンライブラリ）を無作為に配列決定し、コンピュータを利用したアセンブルプログラムでもとの配列を再構築する手法。概要配列決定などに使われる。

バイテク用語集

ショットガン法

【英】： Shotgun Cloning

すべての生物を構成している細胞のDNAに書き込まれた遺伝情報を解読する方法の一つ。

すべてのDNAを制限酵素（DNAを切断する酵素）で適当な断片に切断するという手法から「ショットガン」と名付けられた。

この方法には、全ゲノムショットガン方式と階層化ショットガン方式の二通りある。

全ゲノムショットガン方式では各々のDNA断片のわずかな配列の重なりをコンピュータでつなぎ合わせていくため、解読の精度が低い。

階層化ショットガン方式はDNAを切断する部位を決め、詳細な遺伝子地図を用いるので、高精度に解読できる。最近では、ヒトゲノム解析、イネゲノム解析に階層化ショットガン方式が使われている。

・ 細胞

・ デオキシリボ核酸

・ 遺伝

・ 制限酵素

・ ゲノム

・ 全ゲノムショットガン法

・ 階層化ショットガン法

・ 遺伝子

・ イネゲノム

ウィキペディア

ショットガン・シークエンシング法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/04/03 06:30 UTC 版)

ショットガン・シークエンシング法 は長いDNAの塩基配列の決定に対して適用される配列決定手法。