シャンホルスト・ブッホ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「シャンホルスト・ブッホ」の解説
小説版に登場。宇宙世紀0055年に10代でスペース・ジャンク屋であるブッホ・ジャンク・インクを開業し、裕福な生活の基盤を手に入れる。また、0068年にはかつてヨーロッパ地区でそれなりの家柄であった名門ロナ家の姓を買い、シャンホルスト・ロナを名乗る。これは、将来達成すべき理想のためにこの程度の名前はもつべきであると考えてのことである。その理想とは、ジャンク屋ゆえに目にするデブリから感じる普通の人々の自然環境に対する「不感症」や、スペース・コロニーや地球の権益を独占するコロニー公社などに対する不信感から、他者に干渉されない独自の「城」を建設するというものである。これは0084年7月8日にサイド1の外れに球形の自社コロニー(ブッホ・コロニー)を完成させることで達成し、10数年後にコロニーの邸宅で幸福な死を迎える。ただし、独自のコロニーを必要とする真の理由は「政治結社」の創設であったとされる。 小説版および漫画版『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』では、往年は「財界の怪物」とささやかれたといわれ、宇宙世紀0096年頃には地球のロナ家本邸に滞在している。長男エンゲイストから地球連邦政府の「サイコ・フレーム回収計画」の実施が決定したことを伝えられ、自分や次男マイッツァーに何かあったときのために、エンゲイストに以後この件に関与しないよう言い含める。また、漫画版ではサナリィのブレンドレルと通信を交わすなど、出番が増えている。
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