ザ・グッドファーザー
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「チャールズ・ライト (プロレスラー)」の記事における「ザ・グッドファーザー」の解説
観客からは大声援を受ける一方、テレビ番組の放送内容を監視する市民団体であるPTC(Parents Television Council)は、ゴッドファーザーのギミックは子供の視聴者にとって有害であると糾弾。2000年に入りWWFへのバッシングが高まる中、ライトはギミックチェンジを余儀なくされた。そこでWWFはPTCに対する当て付けとして、WWF内の検閲活動を行う保守的なヒールユニット、ライト・トゥ・センサー(RTC)をプロデュースする。 ゴッドファーザーもRTCの「検閲対象」となり、リーダーのスティーブン・リチャーズの洗脳によってザ・グッドファーザー(The Goodfather)と改名。白いワイシャツにネクタイ姿でRTCの一員となり、同じく検閲を受けて「更生」したバル・ビーナスらと共に、風紀向上のためには手段を選ばないヒールに変身した。同年11月6日にはメンバーの一人ブル・ブキャナンと組んでハーディー・ボーイズからWWF世界タッグ王座を奪取している。 2001年4月1日のレッスルマニアX-Sevenを最後にRTCは解散、しばらくリングを離れた後、2002年1月10日のロイヤルランブルにてポン引きゴッドファーザーとしての久々の登場を果たした。大歓声で迎えられ、その後も自身の商売は「合法」であると主張してリングに復帰。しかし番組への出演機会は減少し、再度のヒールターンの末、バル・ビーナスとの泡沫的な抗争を経て、サイドビジネス(地元ラスベガスでのトップレス・クラブ経営)に専念するためセミリタイアした。 その後、ベビーフェイスの立場でスポット的に登場し、9月に行われたゲイ・ギミックのタッグチーム、ビリー&チャックの「結婚式」では、彼らは実際にはゲイではなく、自分のところから娼婦を買っていたことを暴露。翌月の10月7日、地元ラスベガスで行われたRAW・ルーレットのジェリー・ローラー対スティーブン・リチャーズ戦でのゲスト出演を最後にWWFを退団し、そのまま引退した。
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