サントリーからの酒類無償提供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:20 UTC 版)
「桜を見る会問題」の記事における「サントリーからの酒類無償提供」の解説
2022年5月29日付しんぶん赤旗日曜版は、サントリーホールディングスが2016年から2019年までの桜を見る会前夜祭に毎年約15万円分もの同社の酒類を無償提供していたことを報じた。同紙発行に先駆け、同紙公式Twitterが5月25日に紙面の一部を投稿し大きな反響を呼んだ。 サントリーホールディングス広報は東京新聞の取材に対し「安倍議員事務所から多くの方が集まると聞き、製品を知ってもらう機会と考え、夕食会に協賛した」と回答。安倍晋三事務所はしんぶん赤旗、東京新聞の取材に回答していない。 岩井奉信日本大学名誉教授は「政治的集会の認識もあったはずで、純粋な宣伝目的とは言えず、主催した後援会への違法な寄付に当たる可能性が高い」と指摘する一方、高井康行弁護士・元東京地検特捜部検事は「夕食会への協賛との説明では寄付を受ける主体が明確ではない。参加者に振る舞うためなら実質的な寄付先は参加者で、違法とは言えない」と述べた。 2022年6月10日、3つの市民団体が安倍晋三元首相、安倍の後援会代表、同会計責任者、サントリー社員の4人を政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで氏名不詳で東京地検に刑事告発した。
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