コンプトメーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 00:21 UTC 版)
コンプトメーター(Comptometer)は機械式(あるいは電気機械式)加算機の一種である。コンプトメーターはキーを押すだけで駆動される最初の加算機であった。 ドール・E・フェルトが1887年に特許を取得した。彼は、Felt and Tarrant Manufacturing Companyを設立し、「コンプトメーター」は同社の商標として使われたが、一般に加算機を表す言葉としても浸透した。 主に加算のために設計されたが、四則演算全てが一応は可能なものもあった。用途に応じて様々なコンプトメーターが製造された。例えば、簿記、時間計算、英系重量単位の計算など、複雑なものでは多数のキー(100キー以上)を持ったものもあった。
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