こまつ‐な【小松菜】
コマツナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 00:10 UTC 版)
コマツナ(小松菜、学名: Brassica rapa var. perviridis)とは、アブラナ科アブラナ属の野菜の1種である。冬菜(フユナ)、鶯菜(ウグイスナ)とも呼ばれる。冬場が旬のビタミン、鉄分、カルシウムが豊富な緑黄色野菜で、関東・東京地方での生産量が多い。江戸時代から栽培されてきた東京の小松川界隈が発祥の漬け菜で、クセがなく様々な料理に使え、正月の関東風の雑煮に欠かせない。和名「コマツナ」は、この小松川地区の地名から名前がついた関東地方を代表する菜っ葉である[3]。主に冬に食べる葉物野菜として重宝される[3]。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Brassica rapa L. var. perviridis L.H.Bailey”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年2月8日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Brassica campestris L. var. komatsuna Matsum. et Nakai”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年2月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 金子美登 2012, p. 108.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 22.
- ^ “小松菜の産土神 新小岩厄除香取神社”. shinkoiwa-katorijinja.com. 2020年11月9日閲覧。
- ^ a b c d e 講談社編 2013, p. 127.
- ^ a b c d e f g h i j k 講談社編 2013, p. 126.
- ^ “江戸東京野菜について ごせき晩生小松菜(伝統小松菜)”. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “江戸東京野菜について 城南小松菜(伝統小松菜)”. 2023年6月1日閲覧。
- ^ a b “小松菜”. ジャパンクロップス. アプレス. 2022年2月8日閲覧。
- ^ a b c d e f 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 237.
- ^ a b c d e f 主婦の友社編 2011, p. 120.
- ^ a b c d e f g h 主婦の友社編 2011, p. 121.
- ^ a b c d e f g h 金子美登 2012, p. 109.
- ^ “【家庭菜園のプロ監修】コマツナ(小松菜)の栽培方法|種まきの時期から害虫対策まで | AGRI PICK”. 農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK]. 2020年12月24日閲覧。
- ^ 編:文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会 編「6 野菜類」『日本食品標準成分表』(2015年版(七訂))、2015年12月25日。ISBN 978-4-86458-118-9 。2022年6月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 主婦の友社編 2011, p. 118.
- ^ 小松菜の語源・由来
- ^ 主婦の友社編 2011, p. 119.
- ^ “みんなの食育”. 農林水産省. 2021年11月21日閲覧。
- ^ 小松菜(こまつな)/旬、選び方、保存方法
- ^ 食品の保存方法 こまつな
コマツナと同じ種類の言葉
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