ケンタウルス族

デジタル大辞泉

ケンタウロス‐ぞく【ケンタウロス族】

読み方：けんたうろすぞく

小惑星の分類の一つ。木星と海王星の間を公転する小惑星を指す。多くの小惑星が含まれる小惑星帯とは異なる軌道をもつため、特異小惑星に分類される。木星の重力による摂動を受けやすく、軌道が不安定なものが多い。主な小惑星はキロン。

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ケンタウルス族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/02/20 05:43 UTC 版)

ケンタウルス族

• ケンタウロス - ギリシア神話に登場する種族
• ケンタウルス族 (小惑星) - 小惑星の分類

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ケンタウルス族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/01 14:09 UTC 版)

「太陽系」の記事における「ケンタウルス族」の解説

詳細は「ケンタウルス族 (小惑星)」を参照 ケンタウルス族は、木星軌道と海王星軌道の間にある、彗星のような氷でできた小天体のグループである。知られている中でもっとも大きなケンタウルス族に属する天体はカリクローで、直径は約250キロとされている。ケンタウルス族として初めて発見されたキロンは、太陽に接近する際、彗星のような活動が見られるため、彗星（95P）にも分類されている。

ケンタウルス族 (Centaur)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/22 08:59 UTC 版)

「小惑星」の記事における「ケンタウルス族 (Centaur)」の解説

軌道長半径が30 AU以下。近日点は木星軌道から天王星軌道の間に、遠日点は土星軌道から海王星軌道の間にあるものが多い。木星などの摂動を受けやすく、軌道は不安定。彗星起源と考えられており、太陽系外縁天体に分類されることもある。

ケンタウルス族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/08 02:57 UTC 版)

「シュワスマン・ワハマン第1彗星」の記事における「ケンタウルス族」の解説

シュワスマン・ワハマン第1彗星は、木星軌道の少し外側で、円軌道に近い楕円軌道を描いている。これはケンタウルス族の小惑星に特徴的な軌道である。ケンタウルス族の天体は、近年エッジワース・カイパーベルトから侵入してきた天体である。ケンタウルス族の他の天体である2020 MK4は軌道が類似し、シュワスマン・ワハマン第1彗星に接近してコマを通過した可能性がある。