ケイエン

デジタル大辞泉

けい‐えん〔‐ヱン〕【敬遠】

読み方：けいえん

［名］(スル)

１ 表面では敬う態度で、実際にはかかわりを持たないようにすること。「口うるさいので周囲から—される」

２ かかわりを持つことを嫌ってその物事を避けること。「めんどうな仕事を—する」

３ 野球で、投手が打者との勝負を避け、故意に四球を与えること。「強打者を—する」

けいえん〔ケイヱン〕【桂園】

読み方：けいえん

香川景樹(かがわかげき)の号。

けい‐えん【^×瓊^×筵】

読み方：けいえん

《玉で飾ったむしろの意》宴席の美称。

「花鳥遊楽の—」〈謡・松虫〉

けい‐えん〔‐ヱン〕【^×閨怨】

読み方：けいえん

夫と別れた婦人が、ひとり寝の寂しさをうらむこと。また、その気持ち。

難読語辞典

閨怨

読み方：ケイエン（ｋｅｉｅｎ）

夫と離れている女性がひとり寝のさびしさをうらむこと

歴史民俗用語辞典

掲焉

読み方：ケチエン（ｋｅｃｈｉｅｎ），　ケイエン（ｋｅｉｅｎ）

いちじるしいさま、あきらかなさま、めだつさま。

瓊筵

読み方：ケイエン（ｋｅｉｅｎ）

美しい玉で飾ったむしろの意で宴会の席または文雅の席などの美称。

近代文学作品名辞典

閨怨

読み方：ケイエン（ｋｅｉｅｎ）

作者 近松秋江

初出 大正4年

ジャンル 小説