クレイモアの掟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:46 UTC 版)
基本的にクレイモアには行動の制限は無く、任務さえ達成すればそれ以外は自由に振舞うことが出来るが、いかなる理由があろうとも人を殺してはならないと言う掟が存在する。これは半人半妖の身であるクレイモアが人の側の存在であることを示す唯一にして最大の掟であり、これを破ったクレイモアは仲間のクレイモアに粛清される。たとえ自衛のためや人間側に明らかな非がある場合、あるいは不可抗力であっても、この掟の例外ではない。無論、その事実が漏洩しなければ粛清は免れるが、通常戦士は「組織」の連絡員の監視下にある。また、任務の放棄や「組織」からの離反も粛清の対象となるが、この場合は事情により稀に恩赦が与えられる場合もある。特に前者は、予想外に敵戦力が強く明らかに勝利が見込めない場合、逃亡したら粛清されるのではないかと戦士が悩む様子はなく、実際場合によっては逃亡を試みている。その点では比較的理性的な組織のようである。
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