キャンディーズ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 10:43 UTC 版)
「キャンディーズ#略歴」も参照 1972年にNHKの歌番組『歌謡グランドショー』のマスコットガールのオーディションに田中好子・藤村美樹とともに合格。この3人組はキャンディーズと命名され、マスコットガール兼アシスタント(椅子・マイク運び、代理音合わせなど)として活動。なお、キャンディーズの名前の由来は、NHKの当時のプロデューサーの「食べてしまいたいくらいかわいい」という想いから。 1973年9月1日には、田中好子(ニックネームはスーちゃん)、藤村美樹(ニックネームはミキちゃん)と共にキャンディーズとして「あなたに夢中」で歌手デビュー(ニックネームはランちゃん)。当初はスーがリードボーカルを担当していたが、伊藤蘭をイメージして作られた5曲目のシングル「年下の男の子」以降から殆ど、ランがセンター位置のリードボーカルを担当した(但し「わな」のみセンターがミキ、スーは右位置に移動した)。これは当時のマネージャー諸岡義明の提案によるものである。コーラスパートはソプラノ。また歌手活動のほかに『新春かくし芸大会』『8時だョ!全員集合』『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』などのテレビ番組で見せたコミカルな一面も人気を呼んだ。 1977年以降、一部自分だけがソロで歌う歌の作詞、そのうちの大部分の作曲をした。主な作品に、「つばさ」「アンティックドール」「黄色いカヌー」「へそまがり」「恋がひとつ」「今日から私は」「鏡の中で」「MOONLIGHT」「ろうそくの灯に」「ささやき」「悲しみのヒロイン」などがある。このうち「つばさ」は翌年のキャンディーズ解散コンサートの最後に歌われた曲であり、シングルカットもされた。(本人はシングル化されることには反対だった模様) 1977年7月17日、日比谷野外音楽堂でのコンサート中、突然キャンディーズの解散を宣言。その最中、伊藤が泣き叫びながら発言した「普通の女の子に戻りたい!」は、当時流行語ともなった。翌1978年4月4日のキャンディーズ解散コンサートと同時に芸能界を一時引退する。
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