キャリー・イェール版とは? わかりやすく解説

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キャリー・イェール版(Cary-Yale)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 06:10 UTC 版)

ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット」の記事における「キャリー・イェール版(Cary-Yale)」の解説

1967年イェール大学図書館寄贈されキャリー家のカードゲームコレクションにあった事から、このデッキはキャリー・イェール版と呼ばれる。またこれはヴィスコンティ・ディ・モドローネ版としても知られ少なくとも1466年遡るとされている。またフィリッポ・マリア・ヴィスコンティの注文によるセットという学説もあり、このデッキ最古である可能性もある。学者ジョルダーノ・ベルティ(en:Giordano Berti)の学説によれば、このデッキ1442年1447年の間に製作されとされる。キャリー・イェール版は通常の大アルカナの他に「信仰」「希望」「慈善」の三枚カード加えられている(それぞれ教皇「星」女教皇」の替り入れられたとみる説もある)。また、通常の人物(王・女王・騎士ペイジ)の他に、「女騎士」と「メイド」が加えられている。よって制作時には86構成されていたと考えられる。現在は11大アルカナ17人物金貨の3を除いた数札39の、計67現存するサイズ189 × 90 mmすべての大アルカナ人物背景金箔装飾されている。また、すべての数札背景は銀で装飾されている。

※この「キャリー・イェール版(Cary-Yale)」の解説は、「ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット」の解説の一部です。
「キャリー・イェール版(Cary-Yale)」を含む「ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット」の記事については、「ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット」の概要を参照ください。

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