ガーナ要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 09:27 UTC 版)
「日本とガーナの関係」の記事における「ガーナ要人の訪日」の解説
2010年にはガーナ大統領のジョン・アッタ・ミルズが訪日。当時総理大臣だった菅直人と首脳会談を実施し、日本企業の対ガーナ投資を進めていく旨が示された。 2013年6月には横浜市で開催されるアフリカ開発会議出席のためにガーナ大統領のジョン・ドラマニ・マハマが訪日を実施。安倍晋三との首脳会談が開催され、その中で「アベノミクス」を模倣した「マハノミスク」が日本側から提唱されるなど両国の経済的な交流深化が促された。 2013年11月、ガーナのエネルギー・石油大臣を務めるエマニュエル・アマー・コフィ・ブア(英語版)が訪日し、外務副大臣の三ツ矢憲生と会談を実施して電力事情などについて意見交換した。 2016年5月、ガーナ大統領のジョン・ドラマニ・マハマが訪日を実施。当時総理大臣であった安倍晋三と首脳会談を実施してインフラ投資や安全保障についてが議論され、医療・保健・衛生・貿易・文化など多岐にわたる分野についての協力関係を示した日本・ガーナ間で初の共同声明が発表された。また安倍昭恵総理夫人はガーナ共和国大統領夫人のロディーナ・ドラマニ・マハマと懇談会を実施。同年8月には第6回アフリカ開発会議の開催地となったケニア・ナイロビで再び安倍晋三とジョン・ドラマニ・マハマの間で首脳会談が実施されている。 2018年10月にはガーナ外務大臣(英語版)のシェリ・アヨコー・ボチュウェイ(英語版)が訪日。河野太郎と昼食会を含む外相会談を実施して、二国間関係の強化を図った。なお二人は一か月前の9月にも、カナダ・モントリオールで開かれた女性外相会合の際に交流を持っている。 2018年12月にはガーナ大統領ナナ・アクフォ=アドが日本を公式訪問。当時総理大臣であった安倍晋三と日・ガーナ首脳会談を開催して二国間関係を発展させるべく「日・ガーナ共同声明」を発出した。この共同声明では日本からガーナへのインフラ投資やギニア湾における海賊問題、北朝鮮情勢や安保理改革、2020年東京オリンピック・パラリンピックや2025大阪万博などについての協力が言及されている。またこの時に外務大臣であった河野太郎もナナ・アクフォ=アドに表敬を実施している。 2019年にもガーナ大統領ナナ・アクフォ=アドがアフリカ開発会議出席のために訪日を実施。安倍晋三との首脳会談が開かれ、日本側はより一層ガーナへの投資を実施するとともに、ナナ・アクフォ=アドが主導する成長政策「Ghana beyond Aid」を支持した。これは直訳すると「ガーナは援助を超えて」となり、経済成長を遂げ経済援助を受ける国から脱することが目指すものである。
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