カンサツ

デジタル大辞泉

かん‐さつ〔クワン‐〕【官札】

読み方：かんさつ

「太政官札(だじょうかんさつ)」の略。

かん‐さつ【監察】

読み方：かんさつ

［名］(スル)監督・査察すること。取り締まり、調べること。また、その役。「業務状況を—する」「—官」

かん‐さつ【簡札】

読み方：かんさつ

１ 紙のなかった時代に文字を記すのに用いた竹や木の札。

２ 書き物。手紙。書簡。

かん‐さつ〔クワン‐〕【観察】

読み方：かんさつ

［名］(スル)

１ 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。「動物の生態を—する」「—力」

２ 《「かんざつ」とも》仏語。智慧によって対象を正しく見極めること。

かん‐さつ【鑑札】

読み方：かんさつ

１ ある種の営業や行為に許可を与えたことを証するために行政庁が交付する証票。現在はふつう免許証・許可証の語を用いる。「犬に—を着ける」

２ 書画・刀剣などの鑑定書。極め札。

かん‐さつ【閑殺】

読み方：かんさつ

［名］(スル)人の気持ちを暗くし、活気を失わせること。

「冷淡は人を—し」〈透谷・熱意〉

歴史民俗用語辞典

監察

読み方：カンサツ（ｋａｎｓａｔｓｕ）

監視・視察などの意味。

観察

読み方：カンサツ（ｋａｎｓａｔｓｕ）

よく調査すること。

鑑札

読み方：カンサツ（ｋａｎｓａｔｓｕ）

江戸時代、営業を許された商工業者が所持する木札・証状。