カスティーリャ、アラゴンへの併合と再独立とは? わかりやすく解説

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カスティーリャ、アラゴンへの併合と再独立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 01:24 UTC 版)

ナバラ王国」の記事における「カスティーリャ、アラゴンへの併合と再独立」の解説

ナバラ王国その後独立維持することが困難になり、近隣大勢力の国々依存することになる。ガルシア5世1035年 - 1054年)の後、自らの弟に暗殺されサンチョ4世1054年 - 1076年)が治めその後アラゴン王ナバラ王国の地を治めることとなる。カスティーリャ王国ナバラ王国西部支配した12世紀にはカスティーリャ王国徐々にリオハアラバ併合したナバラアラゴン連合1076年 - 1234年)することにより東部紛争避けることが出来たが、西部カスティーリャ取られたままとなった1200年前後にはカスティーリャ王国アルフォンソ8世が他のバスク地方の2地域(現在では県)であるビスカヤギプスコア併合したタラソナ1134年ナバラ再独立後もアラゴン所有のままとなったバスク地方ビスカヤ統治カスティーリャ保護下でも独立に近い状態が続き、そのため、これらの王子たちビスカヤ統治公と呼ばれたサンチョ4世暗殺1076年)後、カスティーリャ王アルフォンソ6世アラゴンサンチョ・ラミレス共同ナバラ統治あたったエブロ川以南の町とバスク地方カスティーリャ統治となり、残りアラゴン統治となり、1134年まで続いたアラゴン統治者3代サンチョ・ラミレス1076年 - 1096年と息子のペドロ・ラミレス(1094年 - 1104年)はウエスカ征服しペドロ・サンチェスの弟アルフォンソ・エル・バタラドール(戦闘王、1104年 - 1134年)は王国最大領土拡張達成したムーア人からトゥデラ奪取1114年)し、1042年失したブレバ全土奪還し、ブルゴ州へと侵攻した。さらに、ロハ[要曖昧さ回避]、ナヘラログローニョカラオラアルファロ彼に従いギプスコアの港に戦艦停泊させている間の短期間ではあるがバイヨンヌ従った1134年、特に何事もなく彼が死んだ後は、ナバラアラゴン分離したアラゴンでは聖職者であったアルフォンソの弟ラミロ王位就いたナバラでは、ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバールエル・シッド)の孫であり、サンチョ大王の子ガルシア5世ナバラ王としては3世)の庶流であるモンソンガルシア・ラミレスが、大王庶子ラミロ1世系統であるアラゴン王家に奪われていたナバラ王位を、1134年取り戻したガルシア・ラミレス1136年にはリオハカスティーリャ明け渡し1157年にはタラゴナアラゴン明け渡しさらにはカスティーリャアルフォンソ7世家臣だとも名乗ったりした。彼は全く無能であり、たびたび教会修道院収入世話になっているガルシア・ラミレス息子サンチョ・ガルシア・エル・サビオ(賢王、1150年 - 1194年)は学習熱心の末、政治家としても有能となり、ナバラ内外共に強固にし、多くの町に憲章制定し戦争でも負けなかった。賢王は娘ベレンゲーラをイングランド王リチャード1世結婚させることに同意するナバラまでピレネー山脈越えやって来たリチャードの母アリエノール・ダキテーヌがベレンゲーラをシチリアへと連れて行き、まさに第3回十字軍身を投じんとする息子に引きあわせ1191年5月12日キプロス島2人結婚した。彼女はイングランド足を踏み入れなかった唯一のイングランド王妃である。

※この「カスティーリャ、アラゴンへの併合と再独立」の解説は、「ナバラ王国」の解説の一部です。
「カスティーリャ、アラゴンへの併合と再独立」を含む「ナバラ王国」の記事については、「ナバラ王国」の概要を参照ください。

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