オールワン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 05:40 UTC 版)
「メインバンク (三菱東京UFJ銀行)」の記事における「オールワン」の解説
オールワンは旧UFJ銀行の優遇口座である。旧UFJ銀行発足以前の1998年、当時の三和銀行が開始した。利用手数料は毎月315円必要だが、運用資産残高10万円以上等の条件に応じて、利用手数料及び自行ATM時間外手数料が免除されるなどの特典が付いている。合併後も旧UFJ店のみでの取り扱いで、東京三菱店ではATMなどの優遇特典に限って適用された。 キャッシュカードは、(合併後のものについては)普通預金口座用とほぼ共通のデザインだが、普通預金口座用の赤色に対し、オールワンカードはオールワンのロゴが入った水色と、色違いであった。また、合併直後までは自動的にインターナショナルカードの機能が付加されてきたが、2006年9月18日以降の新規発行分については停止している。 オールワンICカードについては、新システム稼働後に有効期限が来るものについては、差しかえとして、ICキャッシュカード「コンビタイプ」が発行される。「セキュリティタイプ」を希望する場合やスーパーICカードへの切替を希望する場合は、新システム稼働後の申込が必要となる。なお、「メインバンクe」については、実体窓口のないネット上で取引をほぼ完結する支店という特性上、生体認証の登録や「セキュリティタイプ」の発行は出来ないとされている。 旧オールワン加入口座は、2008年の新システム移行と同時に一般の有利息型は旧メインバンク段階金利型へ、無利息型(決済性普通預金)は旧メインバンク無利息型へ全て自動移行されたため、オールワンを解約したり休眠口座になっていない限りは自動的にメインバンクプラス加入口座となっている。 また、旧オールワンデザインのキャッシュカードは旧三和銀行・旧UFJ銀行時代に発行されたものも含めて、磁気が正常に読み取れるものであれば現在でも使用可能であり、「メインバンクプラス」のATM手数料無料サービス等も制約なく受ける事が出来る。
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