オーバーウォッチ
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『オーバーウォッチ』(Overwatch)は、2016年5月24日に発売されたチーム対戦型のアクションシューティングゲーム[2]。ブリザード・エンターテイメントが開発、販売、運営を行った。オーバーウォッチシリーズの第一作。略称は『OW』で、ロゴマークもこのイニシャルを組み合わせたものとなっている。
注釈
- ^ 2019年6月30日まで
- ^ 2019年7月1日以降
- ^ 2020年4月時点
- ^ 2021年10月27日にジェシー・マクリー (Jesse McCree)から変更された。
- ^ アッシュのダイナマイト、ソルジャー78のヘリックス・ロケット、トレーサーのパルス・ボム、ファラのロケットランチャーとバレッジ、バスティオンのタンク・モードのキャノン、ザリアのグレネード・ランチャーは敵と自分にダメージが入る。ディーバの「メック自爆」ジャンクラットの「フラグ・ランチャー」「RIPタイヤ」も使用したプレイヤーにもダメージが入ってしまう仕様だったが、アップデートで修正された[29]。
- ^ ソルジャー76のスプリント、トレーサーのブリンク、リコール、メイのクリオフリーズ、ウィンストンのジャンプパック、プライマルレイジなど。
- ^ シーズン1から5までは3ポイント先取だったが、シーズン6からは2ポイント先取になった。
- ^ ブロンズ~ダイヤモンドはSR差が1000以内、マスターは500以内、グランドマスターは250以内。例えばSR1000のプレイヤーとSR2001のプレイヤーは同じグループでライバル・プレイを行うことはできない。
- ^ シーズン1から5までは3ヶ月間だったが、シーズン6から2ヶ月間になった。
- ^ ゲーム中のドロップシップ内の地図より。「ジ・アート・オブ・オーバーウォッチ」では麗江と表記されている。
- ^ 「二人は正統派」から改題
出典
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オーバーウォッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:15 UTC 版)
全てのルートボックスシステムが批判の対象になっているわけではなく、ブリザード・エンターテイメントの『オーバーウォッチ』のシステムは実装上の欠陥が一部あるにも関わらずルートボックスの無害な利用と考えられている。全てのアイテムは化粧用(スキン)でありゲームプレイに影響を及ぼさないが、アイテムの品質の高さと視覚的魅力によりプレイヤーにとって非常に魅力的なものとなっている。プレイヤーは重複アイテムまたはランダム排出で得られるゲーム内通貨をアイテムの購入に利用できるため特定の一つのアイテムを入手するために多くのルートボックスを購入する必要がなくなっている。オーバーウォッチのルートボックスのアプローチは特別イベントの一環として全プレイヤーに無料で新コンテンツをリリースしオーバーウォッチの「サービスとしてのゲーム(Games as a Service)」モデルの一環として利益を得るためのブリザードの正当な手段と考えられている。ブリザードはまたルートボックスシステムについてのフィードバックに耳を傾けており、それらに基づき調整を加えた。例えば、長きに渡るプレイヤーからの批判に対応して2017年6月にブリザードはルートボックスからの重複アイテム獲得の頻度を減少させる一方でルートボックスからのゲーム内通貨の報酬の価値を上昇させることでゲーム内通貨の獲得率を同じにするようにする変更をリリースした。ブリザードのマイケル・モーハイムCEOは、オーバーウォッチのルートボックスでPay-to-win、ゲームプレイを変える要素及びルートボックスからの報酬をリアルマネーへ変換などを回避したとし、そのため「オーバーウォッチはその(ルートボックスの)論争に当てはまらない(と考えている)」と語った。オーバーウォッチのプロデューサー、ジェフリー・キャプランはルートボックスの設計において、ゲーム内のスキルやランダムな運に頼らずにプレイヤーが求める化粧品アイテムを入手できる方法を確実に持てるようにしたいとし、ゲーム内コインを使ってそのような化粧品を直接購入するオプションを追加した。業界アナリストのマイケル・パクターは、化粧品アイテムのみを使用するオーバーウォッチのルートボックスモデルは、今後このマネタイズを提供するより望ましい手法になると推測した。それにもかかわらず、オーバーウォッチのシステムではプレイヤーは未だに特定の化粧品を購入するためにリアルマネーを直接使用することはできず、ルートボックスに向かってゲーム通貨を稼ぐ速度は遅くなり、ゲーム内支出及び潜在的なギャンブルの可能性に寄与する。
※この「オーバーウォッチ」の解説は、「ルートボックス」の解説の一部です。
「オーバーウォッチ」を含む「ルートボックス」の記事については、「ルートボックス」の概要を参照ください。
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