オハネフ25形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:38 UTC 版)
24系25形に属する2段式B寝台緩急車。 0番台 (1 - 47) 1974年から1976年にかけて製造された。北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌運転所所属の2・4・8・15の4両は、4名用簡易コンパートメント(Bコンパート)改造が施工されている。洗面所側の連結面にも尾灯が設置された。 1976年(昭和51年)に事故廃車された18の代替用として、当時既に100番台の製造が開始されていたものの、補充のため0番台の47が追加製造された。 100番台 (101 - 157) 1976年から1977年にかけて製造された。上段寝台を固定式とし、寝台側の窓の上下寸法が小さくなった。車掌室側の連結面が切妻となり、常に車掌室を電源車と反対方向に向けて編成を組むようジャンパ連結器が片渡りに設計されており、従って方向転換をして使用することは不可能となった。 2015年4月時点で2両が青森に在籍したが、2015年11月に全て廃車された。 200番台 (201 - 221) 1978年から1980年にかけて製造された。増解結時の作業性を考慮して車掌室側の連結面が半折妻となり、ジャンパ連結器は0番台同様の方向転換可能な構造に戻った。車体の他の部分の構造は100番台とほぼ同じである。1991年に218と220が床下に電源エンジンと発電機を搭載して14系に編入され、スハネフ14 551・552となった。 2015年4月時点で5両が札幌・青森・尾久に在籍したが、2015年11月までに全て廃車された。
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