エバースプリングフェアリー トーカイシルキースター【エバースプリングフェアリー トーカイシルキースター】(草花類)
登録番号 | 第12807号 | |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | エバースプリングフェアリー トーカイシルキースター よみ:エバースプリングフェアリー トーカイシルキースター | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 東海オーキット有限会社 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県不破郡垂井町府中210番地の5 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂実 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Golden Peoker」に「Taisuco Kochdian」を交配して育成されたものであり、花はセパルが黄白の地色に暗赤紫色及び鮮赤紫色の点斑及び中斑、ペタルが黄白の地色に暗赤紫色及び鮮赤紫色の点斑、リップ中央裂片は黄白の地色に濃赤紫色及び鮮赤紫色のぼた斑、明黄色のぼかしが入る、平咲きのやや大型種である。株の大きさはやや大、草姿は立性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、横断面の形はⅡ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は101~125㎜、長さは20.1~30㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は6~10、花型は平、花の横径は7.6~10.0㎝、縦径は5.1~7.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは有、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは有である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形はⅡ型、横断面の形はⅦ型である。花色はセパルは黄白(JHS カラーチャート3301)の地色に暗赤紫(同9510)及び鮮赤紫(同9208)の点斑及び中斑が入る、ペタルは黄白(同3301)の地色に暗赤紫(同9510)及び鮮赤紫(同9208)の点斑が入る、リップの中央裂片は黄白(同3301)の地色に濃赤紫(同9209)及び鮮赤紫(同9208)のぼた斑、明黄(同2506)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同3301)の地色に濃紫赤(同9709)のぼた斑及び明黄(同2506)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は春である。「エバースプリングフェアリー MT-9931」と比較して、セパルに暗赤紫色及び鮮赤紫色の点斑及び中斑が入ること、ペタルの斑の色が暗赤紫及び鮮赤紫であること、リップ中央裂片に濃赤紫色及び鮮赤紫色のぼた斑、明黄色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の関連会社の温室(台湾)において、「Golden Peoker」に「Taisuco Kochdian」を交配し、その実生の中から選抜、以後、出願者の温室(岐阜県不破郡垂井町)において増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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