エスポワール ユウナ【エスポワール ユウナ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10333号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | カトレア | |
登録品種の名称及びその読み | エスポワール ユウナ よみ:エスポワール ユウナ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 6月 20日 | |
品種登録者の名称 | 石井克洋 | |
品種登録者の住所 | 愛知県知多市大興寺字里301番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石井克洋 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「プミラ・ブラックダイヤモンド」に「ケビグリーン」を交配して育成されたものであり、花色はセパルが鮮紫ピンクの地色に鮮赤味紫のぼかし、ペタルが鮮紫ピンクの地色に鮮赤紫色の楔、リップは上部が鮮紫ピンクの地色に淡緑黄のぼかしが入り、下部が鮮赤紫の単色の反転・平咲きの鉢物向きの品種である。草型の大きさは小、草姿は中間型、ぎ球茎の正面の形は狭長方形、横断面の形は楕円形、高さは5.1~10.0cm、長径は1.1~2.0cmである。葉の全体の形は長楕円形、先端の形は突形、ねじれは無、向きは斜上、長さは10.1~15.0cm、幅は3.1~4.0cm、表面の色は濃緑、葉数は1である。花序は総状、1花茎の花数は1~2、花型は反転・平、花の横径及び縦径は61~90mmである。ドーサル・セパル正面の形は狭披針形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパル正面の形は狭披針形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは小である。ペタル正面の形は広卵形、先端の形は凹形、切れ込みの有無は無、周縁の波打ちは中である。リップ正面の複雑性は単純、スロートの抱合は完全、周縁の波打ちは小波の多、切れ込みは無である。花色はセパルの内側は鮮紫ピンク(JHSカラーチャート8904)の地色に鮮赤味紫(同8906)のぼかしが入り、ペタルの内側は鮮紫ピンク(同8904)の地色に鮮赤紫(同9207)の楔が入り、リップの上部内側は鮮紫ピンク(同8904)の地色に淡緑黄(同2903)のぼかしが入り、下部内側は鮮赤紫(同9207)の単色、目の形はⅠ型である。花の香りは強、開花期は四季咲である。「プラミ・ブラックダイヤモンド」及び「ミニパープル」と比較して、花型が反転・平であること、ドーサル・セパルの内側の模様がぼかしであること、リップ上部内側地色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に育成者の温室(愛知県知多市)において、「プミラ・ブラックダイヤモンド」に「ケビグリーン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「エスポワール・ユウナ」であった。 |
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