エキプ・ド・シネマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 18:51 UTC 版)
エキプ・ド・シネマとは、フランス語で映画の仲間の意味で、発足当時には商業ベースにはなりづらいと考えられている名作を上映することを目的としており、以下の4つの目標を掲げている。 日本では上映されることの少ない、アジア・アフリカ・中南米など欧米以外の国々の名作の紹介。 欧米の映画であっても、大手興行会社が取り上げない名作の上映。 映画史上の名作であっても、何らかの理由で日本で上映されなかったもの。またカットされ不完全なかたちで上映されたもの。 日本映画の名作を世に出す手伝い。 1976年、日本映画ペンクラブ賞を受賞した。 1974年の発足から、2022年7月29日の閉館まで、エキプ・ド・シネマで上映された作品は、66の国と地域の計274作品にのぼる。 興行収入のトップ5は『宋家の三姉妹』『山の郵便配達』『八月の鯨』『眠る男』『父と暮せば』である。
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