イチハチとは? わかりやすく解説

イチハチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 08:08 UTC 版)

イチハチ』は、2009年10月28日から2011年3月30日まで、TBS系列で放送されていた毎日放送(MBS)制作のトークバラエティ番組である。放送時間は、毎週水曜22:00 - 22:54(JST)。ステレオ放送文字多重放送ハイビジョン制作が実施されていた。


  1. ^ 浜田のコメントやナレーションでは、「パンチの効いた8人(8組)」と呼んでいる。
  2. ^ 2010年3月17日 - 4月14日と同年9月15日 - 10月13日には、いずれもこの番組の放送を4週にわたって休止したうえで、再開時に2時間スペシャルを編成。同年10月13日以降も、MBSの制作による特別番組の放送や(TBSが日本での地上波テレビ中継権を保有する)世界バレー中継による特別編成の影響で、11月17日まで4週にわたって放送を休止した。
  3. ^ 2010年9月末までの放送では、パネラーがチーム単位で登場していたため、司会席の近い順にパネラー席をピンクチーム・オレンジチーム・イエローチームと称していた。なお、第4回までは3名×4組、第17回までは3名×3組、以降は2名×3組の対抗戦であった。
  4. ^ THE 1億分の8』時代には、クイズの正解数が多かったチームに賞品を出したり、放送へ登場したイチハチ全員に番組オリジナルのチョコラボを記念品として進呈したりしていた。
  5. ^ 開始当初の放送では藤本がコール。その後は、ナレーターのアフレコによるコールが合図になるように、収録済みの映像を編集していた。
  6. ^ 2010年9月から2011年1月までの本番組では、9回の放送中7回分を2時間スペシャルとして編成。『くらべるくらべらー』の2時間スペシャルや、MBS制作で2時間の特別番組を放送する週には、本番組の放送休止で対応していた。
  7. ^ MBS「イチハチ」終了“虚偽騒動は無関係”サンケイスポーツ2011年2月5日付
  8. ^ 月刊誌『Tokyo graffiti』62号(発行・グラフィティマガジンズ、発売・KKロングセラーズ、2009年10月25日発売)の特集「恋愛は自由!」とのコラボレーション企画として放送。本番組でのオープニング映像でも紹介された。また、イチハチの中に作家の末永直海がいた。
  9. ^ 井上公造長谷川まさ子佐々木博之駒井千佳子(いずれも芸能レポーター)・種井一司(東京スポーツ芸能担当記者)・山下伸基(サンケイスポーツ芸能デスク)・渡邊裕二(文化通信社記者)・嘉納愛夏(カメラマン)
  10. ^ 第4回放送の続編「世間を騒がせるスクープをした芸能記者たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。「人生大逆転!奇跡のビフォーアフターな人たち」から、パネラーのチーム数が3組になった。
  11. ^ 第5回放送の続編「人生大逆転!奇跡のビフォーアフターな人たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。
  12. ^ 第7回は、第6回放送の続編「スゴ腕探偵たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。第8回では、「死にかけた人たち」の続編だけを放送した。
  13. ^ 第8回までの総集編と、特にインパクトの強かったイチハチに関する追跡取材・再現ドラマで構成。浜田・藤本は、スタジオパートにのみ2人きりで出演した。
  14. ^ 「第2のはるな愛を探せ」をテーマに、ミッツ・マングローブ楽しんごなどがイチハチとして登場。ミッツが徳光和夫の甥であることを証明する目的で、徳光自身もVTRで出演した。
  15. ^ 番組史上初めて、各種メディアで活躍する芸能人・文化人ばかりでイチハチを揃えた特別企画。エンディングでは、番組内でのトークを基に、パネラーが岩尾を「芸能人ドケチNo.1」に選んだ。また、イチハチのドケチなエピソードの証言者として、板東英二佐々木健介・北斗晶夫妻、小倉優子、デーブ・スペクター東野幸治磯野貴理団長安田がVTRで登場。杉浦に関するエピソードでは、司会の藤本から妻・辻希美のコメントが紹介された。
  16. ^ 「恋愛の勝ち組女」として、放送直前に高見盛との交際が話題になった松坂南が登場。また、鉄道アイドルとして知られる木村裕子が「旅行」、釣り師として知られるタレントのふくだあかりが「魚」をテーマにそれぞれ出演した。
  17. ^ イチハチのエピソードの証言者として、船越英一郎的場浩司彦麻呂がVTRで登場。また、パネラーの配置が2名×3チームになっていた。
  18. ^ この放送は、パネラーの配置を3名×2チームに変更。イチハチとして登場した芸人のうち、収録と単独での仕事が重なった千原ジュニア(千原兄弟)は、途中で姿を消した(実際の放送より)。今回は、「相方に不満をぶつける人」と「相方に不満をぶつけられる人」に分かれ、また、トークパートの最後には、イチハチに当たるコンビ8組の新人・若手時代の秘蔵映像を放送。エンディングでは、レギュラー放送の「No.1決定戦」と同様のパターンで、パネラーがタカアンドトシを「収録後一緒に飲みに行きたい漫才コンビNo.1」に選んだ。
  19. ^ この放送から、パネラーの配置を2名×3チームに変更。
  20. ^ イチハチメンバーから、普段着用しているパジャマを借りて、そのパジャマから加齢臭が出ていないかを抜き打ちで測定。結果、小森・虻川・多岐川の3名が、中年男性の平均数値を超えてしまった。
  21. ^ 16人のイチハチ女性芸能人を、二つのテーマに分けてトークを行う、二本立てスペシャル1本目。放送時間は普段の放送より短く、No.1の発表は番組の最後のスポンサー紹介の時にテロップで発表された。
  22. ^ 16人のイチハチ女性芸能人を、二つのテーマに分けてトークを行う、二本立てスペシャル2本目。
  23. ^ この回から、チーム単位で分けていたパネラー席を横一列のテーブルに変更。パネラーによる「芸能人No.1」の決定方式も、該当するイチハチの番号を指定する方式から、イチハチの名前をフリップに直接書き込む方式に変わった。
  24. ^ 2010年4月14日放送分の2時間スペシャルの続編で、2010年10月期の特別編成による4週間の休止期間をはさんで、2時間スペシャルとして放送。「ゴージャス女芸能人決定戦」でイチハチとして世間から大いにかけ離れた生活振りを披露した松岡を、初めてパネラーに抜擢した。また、「浜田による指示」という名目で、出演芸人に関する一般人へのイメージ調査を実施。一部のパートでは、その結果を基にトークを展開している。
  25. ^ レギュラー放送を1回1テーマ体制に移行してから初めて、2週にわたって放送。
  26. ^ 過去のレギュラー放送で世間離れしたエピソードを披露した「お坊ちゃまお嬢様芸能人」15名がイチハチとして再集結。中松が音頭を取る格好で、イチハチの一部が中松の自宅でパーティーを開いた際の映像も放送された。ちなみに、パーティーの映像には、パネラーの上原や中松の実父・中松義郎も登場している。
  27. ^ 『イチハチ』への改称後の企画には珍しく、道端と熊谷以外のイチハチが企業の経営に従事する人物だった関係で、「V.I.Pしか入れないスポット」をベスト10形式で発表。「社交界のプリンス」と呼ばれる熊谷は、"セクレタリー(秘書)"を同席させながら、"年齢非公表の文化人"という肩書で出演していた。ちなみに、中村と熊谷は、『世界バリバリ★バリュー』にも登場したことがある。
  28. ^ パネラーとして出演していた後藤輝基(フットボールアワー)は、放送中に自分の名を冠したミニコーナー「後藤プレゼンツ 身近なVIPサービスセレクション」を進行していた。パネラーがミニコーナーの進行役も務めたのは、『THE 1億分の8』時代を含めても、この時の後藤が初めてである。
  29. ^ 番組の後半では、藤本の進行で「セレブHEADLINEニュース」を放送。セレブ向けのサービスや不動産物件を、VTRで紹介した。
  30. ^ 過去に出演経験のあるイチハチだけを集めて、レギュラー枠で「スペシャル」として放送。前回に続いて、番組の後半に「セレブHEADLINEニュース」を組み込んだ。
  31. ^ フットボールアワーをスタジオゲストに迎えての総集編。追加取材として、松岡が初めてセルフうどん店などで注文・食事を経験する企画も放送された。
  32. ^ 2月9日の放送分は、女性編と男性編の2部構成で放送した。同月16日には、「怒りの芸能人男女16人大集合!浜田の前で理不尽キレまくり2時間スペシャル 延長戦」として、2時間の放送枠に収まらなかったトークをレギュラー枠で放送。番組の後半では、「浜田が過去に起こした理不尽な行動」とされる3つの噂を「浜田ブチギレ伝説」として紹介したうえで、浜田本人が真相を明かした。その結果、エンディングでのパネラー投票で、浜田が「理不尽芸能人No.1」に選ばれてしまった。
  33. ^ 番組の後半には、藤本の進行で「人気芸能人向けセレブHEADLINEニュース」を放送した。
  34. ^ レギュラー放送枠での最終回。エンディングでは、出演者のエピソードにまつわるビデオメッセージを、半年振りに放送した。
  35. ^ 当初は2011年3月16日の放送を予定していたが、東日本大震災の発生(同月11日)以降に特別編成へ移行したため延期。16日の当該時間帯は急遽、毎日放送開局60周年記念企画の一環で制作されたドラマ『ドラマアンコール トイレの神様』が放送された。
  36. ^ 前半は、ボケチームとツッコミチームに分かれて不満を言い合う構成。パネラーが選ぶ本番組最後のNo.1は、アンジャッシュだった。
  37. ^ ブラックマヨネーズは、過去の2時間スペシャルと同様に、(放送上)21:54から登場。イチハチに出演したコンビ8組の今後1年間を濱口善幸がタロットで占う企画では、進行役を務めるかたわら、「ブラマヨ劇場」と称してお互いの不満をぶつけ合った。
  38. ^ 週刊TVガイド』2009年11月6日号で本番組が紹介された際の浜田のコメントより
  39. ^ 一般人をイチハチに招いた最後の企画は、第15回「有名人の熱狂的ファンNo.1決定戦」。公式サイトでは、「2時間スペシャル」の放送前の時点で、イチハチへの応募フォームを閉鎖した。
  40. ^ 放送週によっては、水曜ゴールデン・プライムタイムに放送されるTBSの番組で、最高の視聴率を記録することもある(2010年2月3日・10日など)。第1回の視聴率は7.8%であった。
  41. ^ 関西地区では15.3%を記録。
  42. ^ レギュラー放送での最高視聴率(関東地区)は、『THE 1億分の8』時代で9.4%(2010年2月17日放送分)、『イチハチ』への改称後で11.0%(同年5月19日放送分)。
  43. ^ 視聴率はいずれも関東地区ビデオリサーチ調べ。
  44. ^ 関西地区、ビデオリサーチ調べ。
  45. ^ MBSでは以前にも、同じ場所に『水野真紀の魔法のレストラン』(同局制作の関西ローカル番組)の看板を一時設置。本番組の看板を掲示していた時期には、MBS以外のテレビ局で放送される番組で、道頓堀近辺でのロケの模様を収めたVTRに看板が映り込むこともあった(2010年9月21日フジテレビ系列で放送された関西テレビ制作のスペシャルドラマ『新・ミナミの帝王』など)。2010年10月中旬からは、『EXILE魂』(2012年9月までMBS・TBSの共同制作番組として放送)の看板に変更された。
  46. ^ 藤本は、モーニング娘。時代の2006年にも、他のメンバー3名(当時)とともに同番組のスタジオにゲスト出演。しかし、単独で同番組の生放送に登場したのは、当日が初めてである。
  47. ^ 試合翌日(2010年4月9日)発行の 『スポーツニッポン』 などを参照。MBSが関西ローカル・TBS系列全国ネットの中継権を保有していた関係で、始球式が実現した。なお藤本は、5回裏終了後に、全国ネット枠の『ザ・プロ野球』へ中継ゲストとして初登場。始球式の模様を紹介したほか、藤本自ら本番組の2時間スペシャルを宣伝した。なお、同スペシャルでも始球式のVTRを流す予定だったが、実際には放送されなかった。
  48. ^ 放送日は関西ローカル。また、藤本は、本番組の開始前から現在に至るまで、『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で明石家さんまとたびたび共演。2010年7月から9月上旬までは、同局の開局60周年を記念して結成された芸能人のPRユニット「ハッピー隊」のメンバーとして、同局のテレビ・ラジオで放送の開局記念特別番組やスポットCM(いずれも関西ローカル)にたびたび登場していた。
  49. ^ 「主治医が見つかる診療所」「イチハチ」審議へ BPO 朝日新聞2011年1月17日付
  50. ^ 情報バラエティー2番組3事案に関する意見(PDF) - BPO
  51. ^ 「お嬢様の部屋」はウソ?毎日放送にやらせ疑惑 読売新聞2011年1月27日付
  52. ^ TBS系「イチハチ」またやらせ疑惑 デイリースポーツ1月28日付
  53. ^ a b イチハチ(毎日放送制作)番組に関する取材の回答
  54. ^ 毎日放送、虚偽放送認め謝罪 「イチハチ」で 共同通信
  55. ^ テレビ東京『月曜プレミア!主治医が見つかる診療所』と毎日放送『イチハチ』に関する委員会決定(PDF) - BPO
  56. ^ 毎日放送制作番組「イチハチ」に対するBPO放送倫理検証委員会「意見」について 2011年7月6日付で公表された同局の広報資料より


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