アグネス・岐(チー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 18:08 UTC 版)
「女王陛下シリーズ」の記事における「アグネス・岐(チー)」の解説
第1部の主人公で語り部。16歳。エリザベスとは従姉妹で親友。岐侯の家督を相続した直後に宇国の侵略を受けての緊急会議に呼び出され、あれよあれよと言う間にエリザベスによって財務卿に任命されてしまう。当初は気弱な性格で周りの状況に振り回されていたが、マーガレットの英才教育や様々な経験を積んでいく事で徐々にその才能を開花させていく。エリザベスの贅沢好きや借金の返済に頭を痛めつつ、予算の配分や経費の計上をやり繰りする苦労人で、借金に押し潰されたり、釜茹でにされたりする悪夢に悩まされている。本人は普通のつもりだが、宇国人からすれば充分にとんでもない女性に見えている。第3部では範国の転覆を狙うヴィンセント一派に誘拐されるが、比較的冷静に対処するなど大きく成長した姿を見せている。また、エリザベスとのやり取りは“過激などつき漫才”と呼ばれて王家名物(?)となっている。
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