ほんで

デジタル大辞泉

ほん‐て【本手】

読み方：ほんて

１ 本来の腕前。持ち前の技量。

２ 修業を積んだ腕前であること。また、その腕前。くろうと。「—の将棋指し」

３ 囲碁・将棋などの勝負事で、その局面での本筋の手。「ここでは歩(ふ)をつくのが—だ」

４ 《「ほんで」とも》

㋐三味線や箏曲(そうきょく)などで、二つの異なった旋律で合奏するとき、基本の旋律。また、その演奏者。

㋑三味線を高低2音で合奏するとき、高音を奏する上調子(うわぢょうし)に対して低音を奏する三味線。また、その演奏者。地(じ)調子。

㋒三味線組歌で、本手組のこと。⇔破手(はで)。

仙台弁

ほんで

単語	発音	意味、用例	関連語
ほんで	ほんで	【接】 それで	ほんでは

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京ことば

ほんで

京ことば	意味
ほんで	それで

但馬方言辞典

ほんで

但馬方言	共通語	用例	備考
ほんで	それで	今日は給食がうまかったわ。ほんでなあ、休んどる人の分まで食べたんで（食べたんだよ）。

大阪弁

ほんで

大阪弁	訳語	解説
ほんで	それで and; and so; well; in that case; I'm all ears; do tell 因为、所以	そして。「ほいで」「ほえで」、鼻から息が抜けて「んで」ともいう。ほんでどないしてん。んでな、そこで落語聞いてたらやな、入れ歯飛んできてんで。ほんで？

下関弁辞典

ほんで

方言	意味	例文	訳
ほんで	それから	ほんで、あの件はどーなったかね？	それから、あの件はどうなりました？

JMnedict

本出

姓	読み方
本出	ほんで

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ほんで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/20 01:48 UTC 版)

「美濃弁」の記事における「ほんで」の解説

【接続】それで。