びるご_(初代)とは? わかりやすく解説

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びるご (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 17:34 UTC 版)

びるご(初代)
ピレウス港で係船中の「RODANTHI」(右から2隻目)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本
所有者 新東日本フェリー(1974-1977)
東日本フェリー(1977-1989)
G.A. Ferries(1989-2012)
運用者 新東日本フェリー(1974-1984)
東日本フェリー(1984-1989)
G.A. Ferries(1990-2009)
建造所 内海造船瀬戸田工場[1]
姉妹船 べが (初代)[1]
IMO番号 7353078
改名 びるご(1974-1989)
RODANTHI(1989-2012)
経歴
起工 1973年8月31日[2]
進水 1973年12月25日[2]
竣工 1974年4月15日[1]
就航 1974年4月21日[1]
運航終了 1989年
最後 2012年 トルコで解体
要目
総トン数 6,710 トン[1]
載貨重量 2,303 重量トン[1]
全長 136.6 m[1]
垂線間長 127.0 m[1]
22.4 m[1]
深さ 7.8 m[1]
満載喫水 5.6 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 日本鋼管 16PC2-5V 2基[1]
推進器 2軸[1]
最大出力 18,900馬力[1]
定格出力 16,040馬力[2]
最大速力 23.6 ノット[1]
航海速力 21.0 ノット[1]
航続距離 1,865海里[2]
旅客定員 712名[1]
乗組員 60名[2]
車両搭載数 8トントラック75台、乗用車60台[1]
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びるごは、新東日本フェリーが運航していたフェリー。本項目では、1974年就航の初代について扱う。

概要

東日本フェリーの長距離航路部門として設立された新東日本フェリーの二番船として、内海造船瀬戸田工場で建造され、1974年4月21日に就航した[1]1977年から東日本フェリーの保有となり、1984年には新東日本フェリーが東日本フェリーに吸収合併された。 びくとりの就航により、1989年に引退した。

その後、海外売船され、ギリシャのG.A. FerriesでRODANTHIとなり、1990年に就航した。 2009年9月からピレウスで係船されていたが、2012年2月にスクラップとして売却され、トルコアリアガで解体された。

航路

新東日本フェリー

本船の就航により、第一船として就航していたべが (初代)と合わせて毎日運航となった。当時の所要時間は16時間30分だった。

東日本フェリーの「レインボーライン」に対して、新東日本フェリーの航路には「スターライン」の愛称がつけられていた。

設計

船体塗装は、東日本フェリー共通の黄・橙・赤のラインで、船体側面にV字型に入れられていた。 後に船体後部に車両甲板を増設する改造工事を受けている。 海外売船後はクルーズフェリーへの改装を受け、レストラン、ディスコ、プールなどが新設された。

船内

船室

  • 特別室 - 2名×2室
  • 1等洋室 - 4名×5室、5名×20室 
  • 1等和室 - 4名×6室
  • 2等 - 512名
  • ドライバー室 - 52名

設備

  • レストラン
  • ゲームコーナー

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 世界の艦船(1974年6月号,p116)
  2. ^ a b c d e 新造船写真集 自動車航走旅客船びるご - 船の科学1974年5月号



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