てぃーぴーえー

デジタル大辞泉

ティー‐ピー‐エー【tPA】

読み方：てぃーぴーえー

《tissue plasminogen activator》組織プラスミノーゲン活性化因子。生理学的に不活性なプラスミノーゲンを活性化して、フィブリンを溶かすプラスミンに変える生体物質のうち、心臓や肺などの組織から出るもの。

ティー‐ピー‐エー【TPA】

読み方：てぃーぴーえー

《trade promotion authority》米国で大統領が議会に代わって通商交渉を行う権限。2015年6月、TPAの根拠となる貿易促進権限法が成立した。トレードプロモーション権限。貿易促進権限。

ティー‐ピー‐エー【TPA】

読み方：てぃーぴーえー

《terephthalic acid》「テレフタル酸」の略。

乳がん用語集

ＴＰＡ（てぃーぴーえー）

tissue polypeptide antigen

腫瘍マーカーのひとつです。ＴＰＡは乳がんに限らず、肺がん、消化器がん、悪性リンパ腫、白血病などの多くの悪性腫瘍患者さんの血液中や尿中で増加します｡また、がん以外（肝炎、膵炎、肺炎など）でも増加することがあり、異常値の評価には注意が必要となります｡正常範囲はＩＲＭＡ法で70 U/l以下です。

→腫瘍マーカー、 ＢＣＡ225、 ＣＡ15－3、 ＣＥＡ、 ＮＣＣ－ＳＴ－439