つきづきし

デジタル大辞泉

つきづき・し【付き付きし】

読み方：つきづきし

［形シク］いかにもぴったりしていてふさわしい。似合っている。

「いと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるもいと—・し」〈枕・一〉

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つきづきし

出典:『Wiktionary』 (2020/06/18 12:39 UTC 版)

形容詞

つきづきし【付き付きし】

1. 尤（もっと）もらしい
2. 相応しい、似つかわしい。
   • 霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。（清少納言『枕草子』第一段）

     霜が大変白く降りているのは勿論、例えそうでなくても、たいそう寒いので、火を急いでおこして、炭火を持ってゆくことも、（冬の日らしく）似つかわしい。

活用

シク型活用

つきづき-しく

類義語

• につかはし

対義語

• つきなし