その他の野球関係者
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岩田 鉄五郎(いわた てつごろう) 安武の高校時代の監督であり、後にホークスのスカウトとなる。 詳細は「岩田鉄五郎#『あぶさん』」を参照 桐堂(とうどう) 阪急ブレーブスの上田利治監督により、安武に酒を飲ませて酔っ払う過程で出ると思われる発言・行動・癖などから弱点を探り出すために派遣された酒豪。「大虎」で朝まで飲み明かし安武を負かす(しかし彼自身も相当酒に呑まれた)が、遂に弱点につながるものは探りだせずじまいで、ついには上田監督に「景浦への有効な対策は、景浦を阪急が取ること」とまで言い出す。その挙げ句に「生涯の飲み友達ができた!」と喜ぶ。 顔は大楽太陽や『ドカベン』の土門剛介に似ている。 安部 浩太郎(あべ こうたろう) 北大阪電機の社長。初めて登場した第1話では、酒でトラブルを起こした安武に野球部退部とクビを宣告し、大伴旭にやたらとチヤホヤするだけの冷淡なキャラクターとして扱われていたが、その後、昔は初心を思い起こすべくほとけ横丁近くの簡易宿泊所に寝泊まりすることがあったという設定が登場、その設定に合わせる形で、野花食品野球部を退部し会社も追い出された安武を北大阪電機に引き入れた時のエピソードが描かれている。1967年1月15日のことであった。 北大阪電機野球部は1980年代に入っても存続していたが、本業の業績悪化で1984年夏を以て休部することが決まり、その最後の試合が日生球場にて行われた際には、陣中見舞いに訪れた安武に対して、安部が同野球部が再開した時の監督就任希望を持ちかけたこともあった。 以上のことから、安武のことは北大阪電機を辞めてからも実は常に気にかけていたことが窺える。休部後の北大阪電機野球部の動向は不明。 マイケル・ウイリアムス(まいける・ういりあむす) 球団名は不詳だが、アメリカ大リーグのスカウト。安武をスカウトに来たが、スポーツ紙にすっぱ抜かれる。その後、景虎にも目を向ける。最終的には安武が(当時所属の)ダイエーが好成績を残せていないので行けないと固辞したため、両方ともその時点での大リーグ入りは達成されなかった。もっとも、そのシーズンに安武は椎間板ヘルニアという故障に苦しみ、それどころではなくなる。その後もスカウトとしての定年前に1度登場し、同じように景浦を大リーグに誘い好感触を得られたものの、移籍実現には至らなかった。 また2度目の登場の際は大堂六左ェ門にも会っており、何故か着流しに鬘を着用させられた。 幕張 安五郎(まくはり やすごろう) 千葉ロッテマリーンズのベテラン先乗りスコアラー。1996年春季キャンプから左打席に立ち続ける安武に異常を感じ取り、その動向を追いかける人物。安武の異変の原因(椎間板ヘルニア)を知り、その完治を見届けたあと、何かを示唆するようなコメントを残すが、それ以上の出演はなかった。
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