じゅうろく

デジタル大辞泉

じゅう‐ろく〔ジフ‐〕【十六】

読み方：じゅうろく

１ 10に6を加えた数。

２ 《平敦盛が16歳で戦死したところから》能面の一。年少の公達(きんだち)の亡霊に用いる。

３ 「十六豇豆(じゅうろくささげ)」の略。

じゅう‐ろく〔ヂユウ‐〕【重^×禄】

読み方：じゅうろく

多額の俸禄。

能面図鑑

十六 Juuroku

若い武将。平家の公達、１６歳の敦盛を写す。多情多感な青年の内面をかもしだし 女面のように上品。
使用曲目：『敦盛』『朝長』『経正』

隠語大辞典

十六

読み方：じゅうろく，じゅーろく

1. 尿。〔第七類　雑纂〕
2. 小便をすること、「小便」のことを「シシ」といふので「四四、十六」からもぢつたものである。
3. 小便『ジューロクへ行くから一寸店を頼むよ』など仲間に云ふ。〔縁日商人〕
4. 小便をすること、「小便」のことを「シシ」といふので「四四、十六」ともぢつたものである。
5. 小便。
6. 小便のことをいふ。「じゆうろくへいつてくるから頼むよ」などといふ。
7. 尿。「四四十六」の四四（しし）から出た語。
8. 小便。高松　不良仲間。
9. 小便。〔香具師・不良〕
10. 小便、小便すること。小便をするとき「しいしい」という掛算で四×四は十六のところから。〔香〕
11. 小便。（四四十六）の（四四）からきたもの。

分類 ルンペン／大阪、不良仲間、的屋、縁日商人語、縁日商人、香、香具師／不良

十六

読み方：じゅうろく

1. じふろくむさし（十六六指）の略。東京地方の方言。遊戯の一種。上野下野にてはじふろくさすりといふ。

分類 東京地方

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じゅうろく（十六）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/04/11 07:26 UTC 版)

「ゴニンカン」の記事における「じゅうろく（十六）」の解説

「関係」組が全ての絵札を獲得して勝利すること。さらに高い得点を得られる。「スコンク」達成時に「関係」組が「じゅうろく」を目指す旨を宣言し、その場合ゲームは「じゅうろく」達成を目指して続行する。各「関係」「無関係」組み合わせ時の1戦目には使えない。