しめなわとは? わかりやすく解説

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注連縄

読み方:しめなわ
別表記:しめ縄

一般的に神域聖域外界から隔て結界として用いられる縄。正月には一般家庭玄関などにも飾られる松葉差して松飾りとする場合もある。

しめ‐なわ〔‐なは〕【注連縄/標縄/七三縄】

読み方:しめなわ

神を祭る神聖な所を他の場所区別するために張る縄。また、新年祝いなどのために家の入り口張って悪気家内入らないようにしたもの。左捻(よ)りのわらに適当な間隔置いて紙四手(かみしで)などを下げる。しめ。しりくめなわ。→四手(しで)

注連縄/標縄/七五三縄の画像 注連縄の画像

しめなわ 【注連繩・標繩・七五三繩】

シメ占めるの意)神前または神聖な場に不浄なものの侵入禁ずる印として張る繩。一般には、新年門戸に、また、神棚張る。左捻り定式とし、三筋・五筋・七筋と、順次捻り放して垂れその間々に紙垂下げる。輪じめ(輪飾り)は、これを結んだ形である。しめ。章断。朝鮮のクムジュル(禁繩)をはじめ東南アジア一帯に、これに類する境界標示物がみられる

注連縄(しめなわ)

神前神事の場にめぐらせて、神聖な場所と不浄外界とを区別するための縄。

注連縄

読み方:しめなわ

注連縄を張っているところは神前神聖な区域に、外からの不浄なものを触れさせないという意味があります。つまり神聖な所を不浄なものから仕切るための縄なのです。注連縄には前垂れ注連縄、牛蒡注連縄、大根注連縄などいくつかの種類あります

注連縄

(しめなわ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 23:26 UTC 版)

注連縄(しめなわ)は、神道における神祭具で、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた。神聖な区域とその外とを区分するための標(しめ)である[1][2]。注連縄の形式によっては縄の下に七本、五本、三本の藁を垂らす[2]。以上の理由から、標縄〆縄七五三縄などとも表記する[2]


注釈

  1. ^ 夫婦岩などが知られる。

出典

  1. ^ a b c d e f なみおか町史コラム(18)~年縄としなの魅力~ 青森市、2020年12月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 注連飾り 大野城市教育委員会、2020年12月31日閲覧。
  3. ^ a b 小池 2015, p. 172.
  4. ^ a b c d e 中山勝矢「結びを美しく整える感性」 経済産業省 中国経済産業局 電子広報誌 ちゅうごく地域ナビ 2020年11月2日、2020年12月31日閲覧。
  5. ^ 伊勢参りをする犬 - 西野神社社務日誌(2010-03-18版/2017年6月21日閲覧)
  6. ^ 切り紙のはなし 和歌山県高野町HP 2023年10月14日閲覧。
  7. ^ 注連縄(しめなわ) - 語源由来辞典”. gogen-allguide.com. 2019年8月22日閲覧。
  8. ^ 官報資料版 平成16年1月7日”. 日本国官邸. 2019年8月23日閲覧。
  9. ^ a b よくあるご質問 出雲大社、2021年1月1日閲覧。
  10. ^ a b 神麻注連縄奉納有志の会”. 神社史研究会(皇學館大学・神道学科研究室内). 2021年7月20日閲覧。
  11. ^ 米ぬかと一緒によくもんで… 鶴竜「横綱」づくり始まる 朝日新聞DIGITAL 2014年3月25日19時57分
  12. ^ 志摩市イベント情報 志摩市、2021年1月1日閲覧。


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