ごんぱち

デジタル大辞泉

ごんぱち【権八】

読み方：ごんぱち

《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院(ばんずいいん)長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう。食客(しょっかく)。

「とんと身を落とせば食客の—さんとなること」〈洒・辰巳婦言〉

和歌山弁辞書

ごんぱち

イタドリ（山菜）
春の山菜で、煮物や漬物にして美味だが
下ごしらえに少し手間がかかる。
独特のコリコリした歯応えが心地よい。
龍神、美山あたりの料理店で見かけることが多いか。

隠語大辞典

ゴンパチ

読み方：ごんぱち

1. 拾ひ屋。

分類 ルンペン／大阪

権八

読み方：ごんぱち

1. 食客。〔第二類　人物風俗〕
2. 博徒などの家にゐる居候のこと。
3. 居候食客をいふ隠語。演劇に権八の出で来るもの多けれども、一も自家の場がなきより起る。
4. 食客を云ふ。
5. 居候のこと、平井権八からもぢつた語。
6. 食客、居候。〔芸能（寄席・落語）〕
7. 食客のこと。

分類 寄席／落語、東京

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。