消込象嵌とは? わかりやすく解説

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消込象嵌(けしこみぞうがん)

主に鐔や縁頭などの平面部分施される象嵌の一技法。金を鎔かし込んだ水銀を、彫り込んだ図柄部分流し込み、これを加熱して水銀のみを蒸発させ、図柄に金の皮膜作り出す技法。これは水銀が他の金属を鎔かし、しかも加熱によって蒸発し後に残らないという性質利用したものだが、水銀は鎔け合わないことから、地の作品にはこの技法用いられない。他の金象嵌比較して光沢抑えられ沈んで落ち着いた感があるところからの呼称であろう。また水銀蒸発させた後に周辺地金を酸で腐食させることにより、鍍金部分わずかに高く表現する手法もある。




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