きょうまく

デジタル大辞泉

きょう‐まく〔キヤウ‐｜キヨウ‐〕【強膜／^×鞏膜】

読み方：きょうまく

眼球の後部約6分の5を覆う白色の厚く強靭な線維性の膜。前方は角膜に連なる。結膜を透かして白目として見える。白膜。

きょう‐まく【胸膜】

読み方：きょうまく

肺を二重に包む膜。肺の外側表面と胸郭の内面を覆っている。そのすきまを胸膜腔といい、少量の胸水があって摩擦をやわらげている。肋膜(ろくまく)。

きょう‐まく〔ケフ‐〕【^×莢膜】

読み方：きょうまく

一部の細菌で細胞壁の外側にある層。細菌が分泌する多糖類やポリペプチドからなり、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担う。免疫反応を引き起こす抗原性がある。カプセル。

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強膜

【仮名】きょうまく
【原文】sclera

眼球の外側のほぼ全体を覆っている白色の層。

胸膜

【仮名】きょうまく
【原文】pleura

肺の外側と胸腔の内壁の表面を覆っている薄い層状の組織。肺を保護し、肺にかかる衝撃を和らげている。潤滑剤として働く液体を少量分泌しており、これによって、呼吸をする際に肺が胸腔内で滑らかに動くようになっている。