加茂桐箪笥
加茂桐箪笥 |
かもきりたんす |
木工品 |
箪笥 |
19世紀の初めに大工が製作したものが、加茂桐箪笥の始まりと伝えられています。箪笥の裏板に「文化11年(1814年)購入」と記された箪笥が現在でも市内で使用されています。昭和の初めに「矢車塗装(やしゃとそう)」が開発されて、現在の桐箪笥のデザインが完成しました。加茂では全国の桐箪笥の70%を生産し、北海道から九州まで広く全国に出荷しています。 |
新潟県 |
昭和51年12月15日 |
キリの木は白く艶があり、上品で絹にたとえられる美しさです。箪笥の柾目(まさめ)は、淡い地色に濃い茶褐色の線を刷毛で掃いたようで、他の家具にない木目の美しさがあります。引き出しの隙間がない上に開け閉めが楽で、湿気や熱から収納物を守り、長期にわたり保護します。 |
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