かけ‐だし【掛(け)出し】
読み方:かけだし
1 建物の一部を突き出して造ること。また、その部分。「—舞台」
2 両替をするとき、客に渡す金銀の目方をごまかして実際より多めに読むこと。また、それによって得る利益。〈日葡〉⇔掛け込み。
かけ‐だし【駆(け)出し/×駈け出し】
駆け出し、掛け出し、駆出し、掛出し
日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
馳出
読み方:かけだし
- 凾師の初歩で、面倒な仕掛なんかしないで、提げ出す奴をいふ。同じく夜行列車などで、客の鞄を窓外に投げ出すのがナゲダシ。
- 隙を窺ひ持逃げするものを云ふのである。
- 隙をねらつて鞄等を窃取逃走する事を云ふ。凡て「かけだし」は「初歩」と云ふ意にして「かけだし者」と云へば「新米」の意、其故「忍込み」「あきすねらい」が出来ず「かつぱらい」などの「こそどろ」をなす者、又は其の犯罪を云ふ。
- 他の乗客のカバンなどを持ち出すこと。又は、初心のスリ。〔掏摸〕
- 隙をねらって鞄等を窃取逃走することをいう。すべて「かけだ」(※「かけだし」か)は「初歩」という意にして「かけだし者」といえば「新米」の意。それ故「忍込み」「あきすねらい」が出来ず「かっぱらい」などの「こそどろ」をなす者、又はその犯罪をいう。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- かけだしのページへのリンク