かけこみ

デジタル大辞泉

かけ‐こみ【掛（け）込み】

読み方：かけこみ

両替をするとき、利ざやを稼ぐために、客から受け取った金銀の目方を実際より少なめに読むこと。また、その利ざや。⇔掛け出し。

「銀二匁、三匁のうちにて、五厘、一分の—を見て」〈浮・永代蔵・四〉

かけ‐こみ【駆（け）込み／^×駈け込み】

読み方：かけこみ

１ 走って中に入ること。「—乗車」

２ その時期・機会を逃すまいと、大急ぎですること。「—で認可を申請する」

３ 駆け込み訴えをすること。

４ 近世、女房が夫から離別するために尼寺や縁切り寺に逃げ込むこと。

日本語活用形辞書

駈け込み、駆け込み

読み方：かけこみ

マ行五段活用の動詞「駈け込む」「駆け込む」の連用形である「駈け込み」「駆け込み」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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隠語大辞典

駈込

読み方：かけこみ

1. 日中多忙ノ際又ハ黄昏頃店頭ニ家人ノ不在中ヲ窺ヒ商品其他金品窃取ヲ云フ。〔第三類　犯罪行為〕
2. 駈込みは店先の商品などを奪つて逃走するもの。「ツカミ」とも云ふ。
3. 店頭に家人の不在中金品を窃取なすもの。馳込は其の形容より来る語。「かつぱらい」に同じ。
4. 詐欺の一種。この犯罪は、商店の店先きから、超スピード的に金品を盗んで逃げる。〔一般犯罪〕
5. かっぱらい。〔掏摸〕
6. 店頭の掻払い。駈込み。〔盗〕
7. 店頭に家人の不在中金品を窃取するもの。馳込はその形容よりきたもの。「かっぱらい」に同じ。

分類 強窃盗、掏摸、犯罪、盗／犯罪

駈込み

読み方：かけこみ

1. 巡業中の一座へ使つて呉れと頼みにくる芸人。

分類 芸能

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