お召し列車
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お召し列車または御召列車[1](おめしれっしゃ)とは、日本において天皇、皇后、上皇、上皇后、太皇太后、皇太后が使うために特別に運行される列車である。随員など以外の一般客は乗車できない[2]。
- ^ a b c 原武史:【歴史のダイヤグラム】幻の車両、運行は2度だけ『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2019年10月5日4面(2020年7月19日閲覧)
- ^ a b 原武史:【歴史のダイヤグラム】「生き神」に近づく思いは『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2021年4月3日4面(2021年4月11日閲覧)
- ^ 通勤電車を「お召し列車に」TX ヘッドマークを展示/天皇在位30年を記念し秋葉原駅で『毎日新聞』朝刊2019年2月24日(東京面)2019年2月25日閲覧
- ^ 塗色については製造時は同型機と同様のぶどう色2号であったが、61号機は1966年のお召し列車運転直前の検査時から一号編成の塗色(暗紅色・溜色〈ためいろ〉)に合わせた塗色に変えられた。大宮工場で調色したぶどう色2号を基に赤を混ぜて調色した特別色。
- ^ 2023年5月31日付で除籍済み。
- ^ 近鉄では2020年(令和2年)に80000系「ひのとり」が登場したが、80000系の登場以降も引き続き50000系が使用されている。
- ^ 両車とも2010年10月22日に廃車済み。
- ^ それぞれ2021年6月18日、2014年5月13日、2023年1月14日に廃車済み。
- ^ ただし現在のJR東日本では列車の運行管理をコンピュータシステムで行うので、お召し列車にも下りは9001、上りは9002という列車番号が充てられることがあるが、必ずしもそうであるわけではない。
- ^ 白土 貞夫「天皇がご宿泊になった貨物駅 -総武本線新生駅-」『鉄道ピクトリアル』No.808(2008年9月、電気車研究会)pp.67-71
- ^ 原宿駅については接続する山手貨物線が埼京線・湘南新宿ライン等旅客列車の増発でダイヤが過密化し、専用列車の設定が難しくなったという事情もあり、2000年代以降、関東地区発着の在来線お召し列車は、皇居に近く線路容量に余裕のある東京駅を始発としている。
- ^ 進士 友貞『国鉄最後のダイヤ改正 -JRスタートへのドキュメント-』(交通新聞社)pp.290-292
- ^ 1950年(昭和25年)3月から1961年(昭和36年)頃まで東京駅発で運転する場合は「つばめ」(9時発)を指導列車の代わりとし、その10分後を特急に準じたダイヤで運行していた。同様に2008年(平成20年)11月12日の上野駅発土浦駅行でも「スーパーひたち15号」の後を追う形でE655系「なごみ」が運転された。
- ^ 【3】「ベル制」廃止 生徒と議論 - 朝日新聞デジタル・2018年5月11日
- ^ 坂手洋二(燐光群)インタビュー - アイホール・アーカイブス
- ^ 「両陛下、下田へ」『朝日新聞』昭和51年(1976年)2月3日12版22面
- ^ 『鉄道ジャーナル』1993年8月号 p.146
- ^ 交友社『鉄道ファン』通巻428号 1996年12月号 P.118
- ^ 国外要人乗車の際は戦前は国旗を掲げて運転されていたが、戦後は国旗取り付けを行っていなかった。
- ^ 交友社『鉄道ファン』通巻484号 2001年8月号 P.182
- ^ a b 『RAIL FAN』第49巻第8号、鉄道友の会、2002年8月1日、16-17頁。
- ^ “両陛下、スペイン国王とお召し列車でつくば市をご訪問”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2008年11月12日). オリジナルの2009年2月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 『鉄道ファン』2009年1月号 pp.83
- ^ “「お召し列車」で移動 鳥取訪問の両陛下(動画あり)”. 47NEWS (よんななニュース) (2011年10月31日). 2012年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月3日閲覧。
- ^ “お召し列車、10年ぶりに中央線を走行-鉄道ファンら詰めかける”. 八王子経済新聞 (2011年11月14日). 2011年11月17日閲覧。
- ^ “【JR東】E2系N編成使用のお召列車運転”. Rail Magazine RM News (2012年7月10日). 2012年7月25日閲覧。
- ^ “お召し列車に鉄道ファン興奮 天皇、皇后両陛下の茨城県ご訪問で運行”. 『産経新聞』 (2017年11月28日). 2017年11月30日閲覧。
- ^ “近鉄でお召列車運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2019年3月27日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “近鉄名古屋線・山田線でお召列車運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2019年4月18日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “両陛下、茨城へ お召し列車が令和初「特別車両」連結で常磐線を走る E655系電車「和」”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2019年9月28日). 2019年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月10日閲覧。
- ^ “近鉄名古屋線・山田線でお召列車運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2019年11月22日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ 天皇は岡山県の宇野港から横須賀港までは軍艦で移動し、横須賀駅から東京駅までお召し列車を利用した。
- ^ 「御召列車脱線」『東京日日新聞』 明治44年11月19日『新聞集成明治編年史. 第十四卷』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『朝日新聞』連載記事。同社より出版の単行本『国鉄物語』に収録。
- ^ 初出は「お召列車、後退せず」の題で、1967年講談社『別冊小説現代』第2巻第1号(1967年1月15日発売、新春特別号)pp.218-243。
- ^ 明治41年11月18日舞子駅
- ^ 「聖上御乗の宮廷列車動かず」『東京朝日新聞』明治41年11月19日『新聞集成明治編年史. 第十三卷』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 原武史:【歴史のダイヤグラム】運行は極秘、シェルターも『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2019年11月2日4面(2020年11月9日閲覧)
- ^ 原武史:【歴史のダイヤグラム】戦後初めての御召列車『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2021年12月18日4面(同日閲覧)
- ^ 「鉄道ピクトリアル」1972年10月号 お召列車100年 星山一男著
- ^ 一部が上海でレストランに転用されているとの説もある
- ^ 時代錯誤の韓国大統領専用列車 Archived 2011年9月12日, at the Wayback Machine. 朝日将軍の執務室 2011年2月16日(『朝鮮日報』2011年2月15日からの記事引用)
- ^ 「オバマ米次期大統領、遊説しながら列車でワシントンへ 」ロイター(2009年1月18日付記事)
- ^ “鋭い目つきのゼレンスキー氏、水も飲まず語り続けた58分…列車の一時停車中には物売りが接近”. 読売新聞オンライン (2023年3月25日). 2023年3月25日閲覧。
お召列車
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下田に須崎御用邸があるため、私鉄では珍しくお召し列車や御乗用列車が乗り入れる。
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お召列車
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天皇、皇后、皇太后が使うために特別に運行される列車。 「お召し列車」を参照
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