かなかんぶつ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 08:14 UTC 版)
かなかんぶつ(カナカンブツ)は、山梨県(甲斐国)の郷土玩具。江戸時代後期から明治時代中期頃までに流行した端午の節句における節供人形(節供飾り)。通称は「おかぶと(さん)」で、別称に「甲斐(甲州)かなかんぶつ」または単に「面」や「兜面」とも呼ばれる。
- ^ 山梨県では実の親子関係以外に、擬似的親子関係を結び親分が子分を従属させる代償に社会的後見を行う親分子分慣行が近世から戦後一時期に至まで存在した。
- ^ 『裏見寒話』は宝暦2年(1752年)に成立した甲府勤番士野田成方による地誌書で、甲斐国の民俗をはじめ様々な事柄が記されている。『甲斐叢書』所載。
- ^ 上野(1972)、pp.301 - 302
- ^ 源頼朝・義家、義経、頼光、頼政、武田信玄、勝頼、上杉謙信、豊臣秀吉、加藤清正、天狗、桃太郎、松王、梅王、桜丸、弁慶、時治郎、花魁、石橋、関羽、張飛、劉備の22種。
- ^ 『甲府買物独案内』は甲府城下町の諸職種を一覧したタウンガイドで、嘉永4年(1854年)版と明治5年(1872年)版がある。解題に髙橋修「『甲府買物独案内』との対話」『甲斐』(116号、2008年)がある。『買物』によれば甲府城下には4軒の雛問屋が存在しているが、いずれも明治以降に廃業している。
- ^ 前者は「雛問屋訴訟書類山梨県立博物館所蔵若尾資料」、後者は「雛問屋差縺一件訴状并内済証文」同甲州文庫。
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 『消えた「おかぶと」』
- ^ 上野(1972)、p.299
- ^ 上野(1972)、p.300
- ^ 上野(1972)、p.299
- 1 かなかんぶつとは
- 2 かなかんぶつの概要
- 3 かなかんぶつの消滅
- 4 参考文献
- かなかんぶつのページへのリンク