「しばき隊」顧問弁護士として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 15:46 UTC 版)
「神原元」の記事における「「しばき隊」顧問弁護士として」の解説
関連団体の男組構成員8名の弁護人を担当した。著書にて「私も「しばき隊」の最初期のメンバーである」と述べており、野間易通が「しばき隊は文字通り『しばきたい人たちの集団』です」と宣言」し、隊として「「在日の人びとを守る」という立場もとらなかった。」とした上で、当事者適格の概念を援用して「「在日」対「在特会」という構図を避けることができた。この意味は大きい。」と主張している。 五野井郁夫の代理人として小菅信子に警告書を送付したところ、小菅から懲戒請求をされた。これに対し神原は小菅に対し根拠のない懲戒請求であると民事訴訟を提起し、金50万円を支払うという条件で和解した。さらにその懲戒請求に関与した高島章弁護士に対して懲戒請求を行い、高島は新潟弁護士会から戒告処分を受けた。 李信恵の代理人として、しばき隊リンチ事件、李信恵が鹿砦社から訴えられた訴訟、逆に李信恵が鹿砦社を訴えた訴訟、李信恵が高島章弁護士を訴えた訴訟に臨む。このうち、しばき隊リンチ事件の民事訴訟においては李信恵に対する賠償は退けられた。ただし、神原が代理人をしていない被告に対しては損害賠償が命じられている他、李信恵以外の被告が原告に対して起こした反訴は退けられている。判決確定後、賠償を命じられた一人の代理人に交替、新たに就任し110万円超の賠償金の支払いを行った。また、李信恵が鹿砦社から訴えられた訴訟においては、一審、二審ともに敗訴、上告も取り下げたことにより、10万円の賠償を命じる一審判決が確定した。李信恵が高島章弁護士を訴えた裁判の一審判決では高島弁護士に対し88万円の支払いを命ずる判決が下され、高島は控訴したが棄却された。李信恵が鹿砦社を訴えた裁判では一審で鹿砦社に対して165万円の支払いとデジタル鹿砦社通信の該当記事の削除を命じる判決が下されたが鹿砦社は控訴し、控訴審では賠償額を賠償を110万円に減額された判決が言い渡され確定した。 上記五野井、李信恵の他、野間易通、香山リカ、秋山理央、富山県在住の住職、鹿砦社元社員、「男組」所属の人物 など、反ヘイトスピーチ・反レイシズム活動をしている人物の代理人に就任している。
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