《ご鞭撻》の正しい読み方
「ご鞭撻」の正しい読み方
「ご鞭撻」は日常会話で使用されることは少ないが、ビジネスシーンにおいて頻繁に用いられる言葉である。しかし、難しい漢字で構成されているため、読み方がわからない人も多いだろう。「ご鞭撻」の正しい読み方は「ごべんたつ」である。「ご鞭撻」の意味解説
「ご鞭撻」の「鞭」にはムチという意味があり、「撻」には打つという意味がある。そのため、本来の意味はムチで打って懲らしめるというものであったが、厳しく指導するというニュアンスになり、叱咤激励という意味で用いられるようになった。ただし、社交辞令で使われることが多く、「今後もご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」など、スピーチの締めの言葉にしたりメールの最後に記したりするのが一般的である。なぜ「ご鞭撻」と読むのか・理由
「ご鞭撻」の「鞭」の音読みは「べん・へん」、訓読みは「むち・むちう-つ」で、「撻」の音読みは「たつ」、訓読みは「むちう-つ」である。そのため、「ご鞭撻」は音読みの読み方に従い「ごべんたつ」と読まれている。「ご鞭撻」の類語・用例・例文
「ご鞭撻」の用例・例文・これからもご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いします。
・今後も皆様のご鞭撻を受けながら精進していく所存です。
「ご鞭撻」の類語
・ご教授(ごきょうじゅ)
・お導き(おみちびき)
・ご指南(ごしなん)
・お力添え(おちからぞえ)
「ご教授」の用例・例文:継続的に教えること
・ヨーロッパで学ばれたビジネスのノウハウを、ぜひ弊社にご教授ください。
・お忙しいとは思いますが、ご教授いただけると幸いです。
「お導き」の用例・例文:指導を与えること
・神様のお導きにより、正しい道に進んだ。
・まだまだ半人前ですので、これからもお導きのほどお願いします。
「ご指南」の用例・例文:教え導くこと
・スピーチが上手くなるようご指南ください。
・先日はテーブルマナーをご指南いただきありがとうございました。
「お力添え」の用例・例文:手助けすること
・ご連絡いただければ、いつでもお力添えいたします。
・売り上げが上がったのは、貴社のお力添えのおかげです。
「ご鞭撻」の英語用例・例文
「ご鞭撻」は英語で「encouragement(ご鞭撻・激励)」や「guidance(ご鞭撻・ご指南)」と表現される。「encouragement(ご鞭撻・激励)」、「guidance(ご鞭撻・ご指南)」の用例・例文
・Thank you for your guidance and encouragement.(ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。)
・Thanks to everyone's guidance and encouragement, I was able to achieve this goal.(皆さんのご指導ご鞭撻のおかげで、無事に達成できました。)
・We sincerely appreciate your continued guidance.(引き続きご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。)
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