なお・る〔なほる〕【直る】
読み方:なおる
[動ラ五(四)]
1 もとの良好な状態に戻る。
㋐もとのようすに復する。「機嫌が—・る」「天候が—・る」「仲たがいが—・る」
㋑もとどおり役立つようになる。修復される。「機械の調子が—・る」「橋が—・って渡れる」
㋒(ふつう「治る」と書く)病気やけがが回復する。治癒する。「大病が—・る」「傷口がふさがって—・る」
2 良好な状態に改まる。
㋐好ましいようすに整う。「ばらばらの人達が一列に—・る」「姿勢が—・る」
㋑適切なものに改められる。正される。「上がり性が—・る」「誤りが—・る」
㋒より上位の位置に移る。「上座に—・る」「あとがまに—・る」「指定席に—・る」
㋓指定の場にきちんと座る。「そこに—・れ」
3 罪が許される。
4 「死ぬ」ことをいう斎宮の忌み詞。
直る
「 直る」の例文・使い方・用例・文例
- 災害から立ち直る
- 経済専門家たちは、同社の大分工場の再開と、「九州セラミックス中国」の立ち上げによって、同社が遅くとも3月の最終会計四半期までに完全に立ち直るだろうと予測している。
- 彼があのばつの悪いしくじりから立ち直るには時間が必要だ。
- 彼女があの転倒から再び立ち直るのにしばらくかかった。
- 彼女はすぐにふさぎ込むがすぐに立ち直る。
- 私はしばらくの間その映画の薄気味悪さから立ち直ることができなかった。
- それが直るまでどれくらいかかる?
- 私はそれが早く直ることを願っています。
- 「直る見込みは?」「システム開発チームのシュバイシェン博士が現在闘病中のため、もう暫くはかかるかと・・・」
- 彼女が父親の死の悲しみから立ち直るには長い時間がかかるだろう。
- 彼は妻の死から立ち直ることはできないだろう。
- 彼が失敗のショックから立ち直ることを期待している。
- 彼がショックから立ち直るのに数週間かかった。
- 遅かれ早かれ彼女はショックから立ち直るだろう。
- 人は我が子の死の悲しみから完全に立ち直ることは出来ないと思う。
- 患者が確かに直るとは私は申しません。
- まもなく彼女はショックから立ち直るだろう。
- すぐに立ち直るよね!
- この薬を飲めば風邪は直るよ。
- この薬を飲めばその病気は直るでしょう。
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