"静"の者 / "動"の者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 07:18 UTC 版)
「史上最強の弟子ケンイチ」の記事における「"静"の者 / "動"の者」の解説
この漫画においては一定以上の実力を持つ全ての武術家を「心を落ち着かせて闘争心を内に凝縮、冷静かつ計算ずくで戦う」"静"のタイプと「感情を爆発させ、精神と肉体のリミッターを外して本能的に戦う」"動"のタイプに分類している。これらの属性に優劣の差があるわけではなく、またどちらに属するかを自律的に選択することは難しく、個人のスタイルや性格的な向き不向きで自然に決まる。基本的に"動"タイプの武術家の方が筋肉の発達が著しく巨漢の傾向があり、"静"タイプの武術家は比較的筋肉の発達が控えめで小柄な傾向がある。 "静"は自身の実力を常に安定して発揮でき、力量が劣る相手との戦いで不覚を取ることは少ない。対して"動"はその時のテンション次第では実力以上の力を発揮できる場合もある。しかし"動"のタイプは一つ間違えると精神のリミッターが外れっぱなしになり、人格が豹変して元に戻らなくなってしまう危険性がある。「リミッターを外した自分自身」を制御する事が出来れば問題は無いのだが、完全に暴走させて"動"の気に呑まれてしまうと破壊と殺戮のみを求める修羅道、すなわち"闇"に堕ちることになる。 「静動轟一」と呼ばれる、"静"・"動"の双方の特徴を同時に発動する異端の技術も存在し、感情を爆発させリミッターを外しながら、尚且つ精密無比な攻撃や戦術をとれる。だが矛盾する2つの性質の鬩ぎ合いにより身体に過大な負荷がかかるため、長時間使用すると精神と肉体の両方が崩壊して廃人となる危険を伴う。
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