Toll様受容体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 08:30 UTC 版)
昆虫のTLR
ショウジョウバエではTLRが元来のTollを含め9種見つかっている。しかしいずれも脊椎動物とは異なり、病原体分子を直接結合するものではない。現在知られているところでは、体液中にあるパターン認識タンパク質(PGRP、GNBPなど)に標的が結合するとプロテアーゼカスケードが活性化され、最終的にSpätzleというタンパク質が活性化され、これがToll受容体に結合して機能する。
参考文献
- 監修:審良静男研究室 『新しい自然免疫学 ―免疫システムの真の主役』技術評論社、2010年。ISBN 978-4-7741-4455-9。
外部リンク
- 大阪大学 微生物病研究所 / 免疫学フロンティア研究センター 自然免疫学分野
- Toll様受容体 Webサイト「生活環境化学の部屋」
- 1 Toll様受容体とは
- 2 Toll様受容体の概要
- 3 昆虫のTLR
Toll様受容体と同じ種類の言葉
- Toll様受容体のページへのリンク