T-35重戦車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 14:35 UTC 版)
現存車両と再生産車両
モスクワ郊外のクビンカ戦車博物館には、走行可能なT-35が1両保存されている。このT-35は、戦線から離れた後方の訓練施設に配備されていた4両の同型車のうちの1両で、後方配備であったため第2次世界大戦で破壊されずに生き残った。またクビンカ戦車博物館には、T-35の車体を流用して開発されたSU-14自走砲の試作車も保存されている。
2016年1月、ロシアのウラル採鉱冶金会社(UMMC社)が、ソ連時代の設計図に基づいてT-35の忠実なレプリカを2両製作した。完成した再生産車両はUMMC社の軍装備品博物館に展示されている。[1]
登場作品
アニメ
- 『ガールズ&パンツァー 劇場版』
- 戦車道連盟理事長の部屋にて、模型が確認されている。
ゲーム
- 『War Thunder』
- ソ連、プレミアムとして購入可能。プレイヤーは副砲塔も操作可能
- 『コンバットチョロQ』
- アリーナのボスクラスの4番目と、最後の作戦であるチョベリング高原でボスタンクとして登場。前者と後者で登場する物は姿形こそ同じものの、性能は異なっている。
- 本作のストーリーの黒幕でもあり、オープニングムービーでは数々の立ちはだかるQタンクを蹴散らすなど、活躍を見せ付けた。
- 『コンバットチョロQアドバンス大作戦』
- ストーリーを進めることによって、プレイヤーの仲間に加わることになるキャラクターであるヴォドカの戦車として登場。
- コンバットチョロQとは違い、車体が大きい割には史実通りの貧弱な装甲が再現されており、装甲値が2と軽戦車レベルなのであまり強くはないが、HPは高く660と重戦車に恥じないレベルである(ゲーム内では、積載重量アップのために大きさに反して装甲が薄くなっていると説明されている)。
- 『トータル・タンク・シミュレーター』
- ソビエト連邦の改重戦車として登場。
- 『パンツァーフロント』
- あるマップで友軍として登場。プレイヤーは操作できない。
注釈
- ^ このスターリンの発言に関しては、発言時期などから直接的な影響に関しては意見がわかれる。
出典
- ^ “Russia's T-35 unique heavy tank recreated by Soviet design at Ural company”. TASS. (2016年1月19日) 2018年5月2日閲覧。
- 1 T-35重戦車とは
- 2 T-35重戦車の概要
- 3 背景
- 4 生産
- 5 実戦
- 6 現存車両と再生産車両
- 7 関連項目
固有名詞の分類
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