SEBASTIAN X SEBASTIAN Xの概要

SEBASTIAN X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 16:42 UTC 版)

SEBASTIAN X
出身地 日本 東京都
ジャンル J-POP
ロック
活動期間 2008年 - 2015年
2017年 -
レーベル ヒップランドミュージック
メンバー 永原真夏(ボーカル
飯田裕(ベース
沖山良太(ドラムス
工藤歩里(キーボード

概要

来歴

2008年2月に高校の同級生であったボーカルの永原真夏とキーボードの工藤歩里が、別のバンドで一緒に活動していた飯田裕と沖山良太をコピーバンドに誘い結成。[2]当初はパンクや激しい曲を演奏していたが、永原真夏の"とびきりポップなバンドにしようよ!"との発言より型にはまらない自由なポップスを演奏するバンドとなり、同時にSEBASTIAN Xと名乗るようになった[3]

2015年、ミニアルバム『こころ』とそのツアーをもって活動を休止することを発表した[4]。『こころ』は活動休止を決意する前に製作されている[4]。ボーカルの永原は、バンドが人間関係と音楽との絶妙なバランスをとった上で成立していたために、そのバランスが崩れてしまい結果として表現ができなくなったことを認めている[4]。4月30日のラストライブをもって活動休止。

2017年4月、自主イベント「TOKYO春告ジャンボリー2017」を開催し事実上の活動再開[5]

音楽性と楽曲

永原真夏による文学的な歌詞、およびギターレスならではのユニークな音楽が特徴。民族音楽の要素を含んだポップな曲、鍵盤をフィーチャーしたロック調の曲、パンキッシュな曲など多様な楽曲を発表している。楽曲は永原真夏が歌詞とメロディーを一緒にアカペラで作り、メンバーがコードをつけてアレンジするという方法をとっており、特徴的なメロディーの動きを生んでいる。[6]

主催イベント

2012年春から、メンバー自らブッキングや会場選定を行ない主催する野外イベントTOKYO春告ジャンボリーを開催している。開催にあたり東京出身の永原は、東京の土着性を大切にした来た人が楽しめるイベントとして"出るバンドを知らなくても来た人が絶対楽しめる。そういう信頼感のある人達を呼びたかったというのはあります。" "やっぱりあの場所(上野水上野外音楽堂)で、ギター1本持って出て形になる人というか、そういう安心感のある人たちを誘いました。"と語っている。[7][8]

通番 開催日 会場 参加アーティスト 備考
第1回 2012年4月30日 上野 水上野外音楽堂 SEBASTIAN X / 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / Wienners / / 笹口騒音ハーモニカ / 音沙汰(from SEBASTIAN X)/ Panorama Steel Orchestra(ミディアムセット)/ Turntable Films(アコースティックセット)
第2回 2013年4月29日 上野 水上野外音楽堂 SEBASTIAN X / 踊ってばかりの国(アコースティックセット)/ うみのて / 曽我部恵一 / BLACK BOTTOM BRASS BAND / oono yuuki(acoustic ensemble) / 平賀さち枝 / 音沙汰
第3回 2014年4月19日 日比谷野外大音楽堂 SEBASTIAN X / B-DASH / 大森靖子 / 奇妙礼太郎 / BLACK BOTTOM BRASS BAND / 音沙汰(from SEBASTIAN X) / 東京カランコロン / N’夙川BOYS

メンバー


  1. ^ 永原真夏&工藤歩里ユニット、音沙汰が歴史的建造物で2年半ぶり単独ライヴ”. OTOTOY (2016年5月31日). 2023年1月21日閲覧。
  2. ^ SEBASTIAN X”. ADD Web Magazine (2012年6月16日). 2023年1月21日閲覧。
  3. ^ SEBASTIAN X「ひなぎくと怪獣」インタビュー” (2012年7月10日). 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ a b c 小川智宏(インタビュアー)「ミラクルな音楽集団はなぜ止まってしまうのか」『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、204-205頁。 
  5. ^ SEBASTIAN Xが2年ぶりにステージへ! 「これからも遊ぶよ!」”. rockin’on.com (2017年2月3日). 2023年1月21日閲覧。
  6. ^ 分岐点ばかりの人生だから SEBASTIAN X インタビュー”. CINRA (2011年1月26日). 2023年1月21日閲覧。
  7. ^ NEXUSアーティスト・インタビュー 自由なる音楽のお祭り「TOKYO春告ジャンボリー」開催直前!インタビュー[リンク切れ]
  8. ^ 東京育ちが守りたい東京ローカル SEBASTIAN Xインタビュー”. CINRA (2013年4月10日). 2023年1月21日閲覧。
  9. ^ “SEBASTIAN X「イェーイ」でメジャー進出”. natalie.mu. (2014年8月25日). https://natalie.mu/music/news/124469 2014年11月8日閲覧。 


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