O・TO・GI 〜百鬼討伐絵巻〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 16:11 UTC 版)
百鬼討伐モード
本編のストーリー展開とは別に存在するモード。本編同様に妖鬼と倒すか倒されるかの戦闘をするステージもあるが、「現れる壁をたくさん砕く」、「ひたすら敵弾を避け続ける」などのミニゲーム的な内容が多い。プレイしなくても本編のクリアに直接は差し障らないものの、こちらをプレイしないと手に入らない呪具や祭器が多数ある。
二周目
クリア状態のデータがセーブされた本体では前作同様にゲーム開始画面に「再臨」の文字が増え、各キャラクターのレベル、生命珠の数、入手したアイテムなどはそのままに二周目のプレイを開始できるようになる。
- 制限解除
- 二周目ではキャラごとの霊符の装備制限が解除される。「蒼龍」、「鳳凰」、「鵺」、「胡蝶」の四系統の壱之式までしか装備できなかった公時のパワーアップぶりは著しいが、もともと巫術に長けた季武、晴明では有り難味がやや薄い。
- 月の雫
- ショップで新たに月の雫という高額アイテムが購入可能になる。これを購入するとライコウの武器にムーンライトソードが加わる。
- ただしXbox本体に前作『O・TO・GI ~御伽~』のセーブデータがある状態でゲームを開始した場合には、一周目から月の雫がショップにある。上述のスペシャルパック同梱の『O・TO・GI:Myth of Demons』のセーブデータは『O・TO・GI ~御伽~』と区別が無く(事実どちらのソフトからもロードできる)スペシャルパックを購入したユーザーは国内版の前作を持っていなくともこの要素を楽しむ事ができた。
備考
アクションゲームながらも経験値によるレベルアップ制などの成長要素が取り入れられており、キャラを全く成長させないままではクリアは困難。だが逆に成長させきってしまうと今度は難易度が下がり過ぎ、緊張感が失われるという面もある。一度成長させてしまったキャラの能力の初期化はできない。本作に限らず同様のシステムを持ったゲームに良くある事で、戦闘があくまでも前進の手段でありゲーム性の中心ではないロールプレイングゲームと違い、敵を倒す部分こそ醍醐味のアクションゲームにおいては楽しみそのものが薄まるという事であり、プレイヤーは自分の腕前と相談し過度の強化は避けるという工夫が必要になってくる。
主要キャラクターである晴明の原型となった実在の安倍晴明が、葛の葉という名の白狐が人間との間に産んだ子供であるという伝承を持っている事が本作品終盤の展開の伏線となっている。また信憑性は定かではないが、平将門の子、将国が後に安倍晴明となったのではないかという説がある事もあわせて知っていると、敵としてのみといえどもゲーム中に将門が登場する事が(無論、本ゲーム中の将門と晴明が親子関係であろうとは思われないが)少し面白い。
関連作品
- 『キングスフィールド』シリーズ - 武器ムーンライトソードが本来登場するのがこの作品。
- 『METAL WOLF CHAOS』 - 巫術蒼龍が(兵器に形を変えて)主人公用の武器として登場している。(※ メーカーはともにフロム・ソフトウェア)
固有名詞の分類
アクションゲーム |
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