NGC 6826
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/31 12:16 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動NGC 6826 | |
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ハッブル宇宙望遠鏡による画像
Credit: HST/NASA/ESA. | |
星座 | はくちょう座 |
視等級 (V) | 8.8[1] |
視直径 | 27″ × 24″[1] |
位置 元期:J2000.0 | |
赤経 (RA, α) | 19h 44m 48.2s[2] |
赤緯 (Dec, δ) | +50° 31′ 30.3″[2] |
距離 | ~2000光年 |
物理的性質 | |
半径 | 0.22 x 0.20 光年[1] |
別名称 | |
別名称 | |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
この星雲の際だった特徴は、高速低電離発光域(FLIER)として知られる両側の2つの明るい部分である。これは比較的若く、超音速で外側に向かって移動する領域である。ワシントン大学のBruce Balickによると、「観測上のいくつかの特徴は、中央の恒星から外側に向けて、非常に最近(約1000年前)に流れ出てきた火花のようなものであることを示唆している。しかしその形からは、これらが安定なもので、恒星からの物質の放出は、恒星の表面からガスをこすり落としながら既に通り過ぎたように見える。将来のハッブルの観測でFLIERの位置をモニターをすることで、この問題を解決することができる。どちらの場合でも、FLIERの形成は、恒星の進化のいかなるモデルでも簡単に説明できるものではない」[4]。
外部リンク
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